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June 07, 2008

大人になるというのは

 大人どころか、シニアになっていることすら時々忘れているようだ。
重いごみ袋を抱えたままこけて、膝と肘とすりむいた。遠い日の海辺で、振り向いてもくれなかった人のことを、昨日のことのように恨めしく思い出したりもする。
 茨木のり子さんの詩に
  大人になるというのは
  すれっからしになることだと
  思い込んでた少女の頃  というのがある。
そして、
  年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
  外にむかってひらかれるのこそ難しいあらゆる仕事
  すべてのいい仕事の核には
  震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・

 せっかく大人になったのだから(いやシニアになったのだから)、柔らかくしなやかに密やかに凛として、己自身と他者の命をも慈しむ強さと優しさを持ちたい。 


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