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June 28, 2008

楽に生きる

 映画『西の魔女が死んだ』は、それぞれの年代に語りかけるものは多様である。
 少女まいには居場所がない、存在感の薄い父親には頼れず、母親からは「扱いづらいこと」というレッテルを貼られ、中学校ではうまく立ち回ることを放棄したばかりに浮いた存在となっている。
そして、母方の祖母、山深い場所に一人で住む母が“西の魔女”とよぶ祖母のところに預けられる。
「私はもう学校には行かない。あそこは私に苦痛を与える場所でしかないの」と言うまいに、おばあちゃんは答える。
「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思うことはありませんよ。ハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、誰がシロクマを責めますか」と。
 魔女は魔女なりの、生き方があるかと肩の力が抜けるようだ。

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