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June 25, 2008

西の魔女が死んだ

 映画『西の魔女が死んだ』がついに公開。
梨木香歩原作の100万部の大ロングセラー、待望の映画化である。

中学に入ったばかりの少女まいは、学校へ行けなくなって、山の中で一人暮らしの祖母"西の魔女"のもとで過ごすことになった。おばあちゃんは、代々続く由緒正しい魔女家系の一員で、正真正銘の魔女なのである。おばあちゃんは、まいに言う。「私はいつまでもまいのような子が生まれてきてくれたことに感謝している」と。自分の存在を無条件に愛してくれる人がいることの幸せ、救い。そして「無条件に愛せる」存在があることの喜び、豊かさ。
大好きなおばあちゃんから「早寝早起き、食事をしっかりとって、よく運動すること」がどんなに大事かを教わるまい。戸惑いながらも、料理、掃除、洗たく、庭づくり・・・・と日々の生活は、"魔女修行"の始まりだった。
おいしいワイルドストロベリー・ジャムの作り方、ゆっくり眠れるおまじない、人は死んだらどうなるのか、"魔女修行"が教えてくれたものは、「強さ」、「優しさ」、「希望」という生きる楽しさの再発見だったろうか。
"魔女修行"の根本は、「意志の力を強くして何事も自分で決めること」。
この映画から、まいと一緒に「魔女とはなにか、どうしたら真の魔女になれるか」も学んだような気がする。

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