« 大人になるというのは | Main | 西の魔女が死んだ »

June 16, 2008

私はさそり座の魔女

 6月下旬~7月上旬ごろは、南の空の低いところで見られさそり座。私は、届の都合で誕生日が11月10日(本当は、10月20日生)の、さそり座の女である。
 さそり座の絵は、ギリシャ神話で狩人オリオンを毒針で刺し殺した、さそりの姿をあらわしているが、さそり座が東の空からのぼるころ、まるで逃げるようにオリオン座は、西の空に沈んでいく。
 「あぁ、さそり座のおんなねぇ」と変に納得したような反応に傷ついた若い日もあった。しかしこの年になると、結構、さそり座の女に満足している人生であったような気もする。

 軽便鉄道の東からの一番列車の歌で始まる宮沢賢治の『シグナルとシグナレス』。

  ガタンコガタンコ、シュウフッフッ、
  さそりの赤眼が 見えたころ、
  四時から今朝も やって来た。
  遠野の盆地は まっくらで、
  つめたい水の 声ばかり。

 この「さそりの赤眼」とは、アンタレスのことで、宮沢賢治は、いくつかの作品の中でアンタレスを「赤眼」としている。    
               くもんの『星座カード』より

|

« 大人になるというのは | Main | 西の魔女が死んだ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 大人になるというのは | Main | 西の魔女が死んだ »