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April 11, 2008

「危機に立ち向かう」名翻訳

石井桃子さんが、101歳で亡くなった。
子育ての時期に、子どもと一緒にプーさん語で遊んだ日の思い出と共に、心の中に生き続けた石井さんである。
 もう絵本を楽しむことの少ない日々ではあるが、エリナー・ファージョン 『エルシー・ピドック,ゆめでなわとびをする』は、気弱になったときに読み返すおばあさんの魔女バイブル。
 “少女エルシー・ピドックは,妖精になわとびの秘術を習い,誰にも負けない名手になった。長い時が経ったある日,この村をおそった危機に,おばあさんのエルシーが立ち向かう・・・・”
 『幻の朱い実』に、「老い」を生きる意味をかみしめる一方で、「危機に立ち向かう」老女の存在がうれしい名翻訳である。
 石井桃子さん、ありがとう、安らかに。 

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