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April 30, 2006

ブルーリボンの祈り

 大統領就任以来一番動かされる会談だったと、ニクソンに言わしめた横田早紀江さんのホワイトハウスからの映像は、文字通り心動かされるものだった。
ブルーリボンをつけてあげようとする早紀江さんの手を「まさか刺されるとは思わないけれど、自分でやったほうがつけやすいから」と押しとどめたという大統領は、“信念と勇気をもって”ことにあたることを約束したという。
 近所の若い韓国女性から「横田早紀江と彼女を支える仲間たち共著『ブルーリボンの祈り』」のパンフレットを貰った。
“及びもつかない大きなことや、奇しいことに、私は深入りしません。まことに私は、自分のたましいを和らげ、静めました”という聖書の言葉で平安を与えられたといい、“この事件がなければ、キリストに出会うことも、クリスチャンになることもなかったでしょう。私は、こうして長い年月、神に愛され、訓練していただいて今日があることを、本当に感謝しています”という早紀江さん。
 母の前から突如姿を消して29年、本当に何と長い年月であることか。

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April 29, 2006

「神の山」のゴミ

今日は「みどりの日」。
50年前の五月、日本の登山隊はマナスル登頂に成功した。
経済白書が“もはや戦後ではない”と記した年である。
“秘境”への憧れとともに井上靖の小説『氷壁』がベストセラーになるなど、登山ブームが大衆化した。宇宙開発並みに国の威信がかかったヒマラヤ登山も途上国の参入や海外からの一般のツアー登山が広がり、置き土産にされるゴミの処理が大きな問題になって久しい。
日経新聞の29日付け「春秋」は、登頂50年を迎えて「マナスル・富士山同時清掃登山」で現地入りした登山家野口健さんの“「ゴミがマナスルを汚し、私たちの水も濁す。一緒にきれいにしたい」という村の長老の声”を伝えている。
半世紀を経た「神の山」の姿がいつまでも変わらないことを、祈るのみである。

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April 27, 2006

哀しき隣人たち

 韓国映画「タイフーン」を観る。
南北分断に伴う悲劇、“北”からの脱出失敗で家族を失い、二人だけ残った姉チェ・ミョンジュと弟シン。アジアの海を荒らしまわる海賊団のボスになった弟の積年の思いは、引き裂かれて20年になる姉との再会、そして南北両国に復讐を遂げることであった。そこに絡むのが、アメリカで特殊訓練を受けた経験も持つ海軍大尉カン・セジョン。間違った方法でしか祖国への思いを伝えられない男と、その心情を察しながらも、敵対しなければならない男がハリケーンの夜、船の上で対決する。
出撃の前に「母さん、これから20年前に韓国に来たかった男に会いに行きます。今は銃口を向けなくてはならないけれど、生まれ変わったら、友人になりたいと思っています」という母への手紙を残すカン・セジョン。映画完成後のインタビューで「この映画が、隣国である朝鮮半島の置かれている現実について関心を持っていただくためのきっかけになることを願っています」と、日本の観客へのメッセージを語ったシンを演じたチャン・ドンゴン。
ミョンジュが自らの反省を語りながら口ずさむ曲「故郷の空」は、日本の植民地時代に作られた童謡だという。

 韓国の人達はどんな気持ちでこの映画を見たのだろう。

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April 25, 2006

食品捨てれば優良店!? コンビニ、30万円ノルマも

 資源問題はもとより、教育の場でも「食育」が注目されるなど、“もったいない”感覚が物心両面で人々の意識を変えつつあるという今、大手コンビニエンスストアに、1カ月に出す廃棄物の“下限数値目標”が存在することが分かった。―産経新聞(4月25日3時1分更新)
その多くは弁当や総菜といった食品ゴミで、目標を達成すると、「優良店」となるシステムもあるという。
 同新聞が入手した文書によると、「原価(仕入れ値)で(月に)30万円以上(廃棄する)」と記されている。背景には廃棄を恐れずに品ぞろえを豊かにしなければ、「コンビニ戦争」を勝ち抜けない事情と、より新しいものを求める消費者ニーズの高まりがある。
 またある調査によると、1年間でコンビニ1店から出る生ゴミは平均で4~5トン。「食品リサイクル法」が施行されるなど環境対策の必要性が指摘されるが、経営戦略上、食品ゴミを劇的に減らすことは困難とみられている。

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April 21, 2006

スロットで11億円当てた84歳女性に、花婿立候補者4人

 20日付きの米紙ニュージャージー・スター・レッジャーによると、アトランティックシティーのカジノで、84歳の女性が5セントのスロットマシンで、1000万ドル(約11億8千万円)を当てたという。
35億ドルの負けとなっていたため、最後の1回と思って投じた5セントが思わぬ大当たりとなった。
5セントのスロットマシンとしては、米史上最高額の賞金らしい。
 夫と死別しているこの女性は、孫5人、ひ孫3人がいるというが、このニュースが流れるやいなや4人からプロポーズされたとか。
いずれも断られたが、賞金を手にした彼女は、「家族の面倒をみるわ」と話している。(4/20,日経夕刊)

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April 19, 2006

シニア層の96.4%は自分は同年代より「老けていない」と思っている

面白いアンケート結果がある。
「あなたは同年代の人を見て、「自分のほうが若いな」と思う」かの問いに答えて
はい、と回答した50歳以上、76.3%(50歳未満・・・60.1%)
どちらでもない、と回答した人、20.1%(50歳未満・・・22.3%)
いいえ、と回答した人3.6%(50歳未満・・・17.6%)
  (回答数50歳以上274、50歳未満602)
シニアのためのウェブユーザビリティ」より
アメリカでも、調査機関ピュー・リサーチセンターが11日に発表した統計によると、米国人の9割は同胞の大半が太り過ぎだと認識している一方、自分自身が太り過ぎだと自覚しているのはわずか4割だとか。

“他人のふりみて我が身を直せ”はもう古い!?

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April 17, 2006

ロボットと少子化

「ロボット」という言葉は、チェコの作家、カレル・チャペックが1920年に書いた戯曲の題名からきているという。(長谷川眞理子総合研究大学教授、日経新聞「あすへの話題」)
自動制御もコンピュータも認知科学もない時代に描かれたロボットは、工場で肉の塊から人間として作られたもので、金属の部品で作られている今日のロボットのイメージからは程遠い。
そして、この戯曲の中で近未来の予測として、ロボットが大量に出回るようになる世界では、人間に子どもが産まれなくなると語られている。
チャペックは、労働力をまかなうロボットが大量生産され、人間自身が働く必要がなくなったからだと解説している。
 いまや全世界で少子化傾向が見られ、とくに先進国で著しい。少子化が、文明の行き着く先の一つの姿であることは確かだろう。
しかし、誰もが有閑階級になって働く必要がないから少子化が起きているのではない。
むしろ逆に、女性の社会進出が進み、誰もが働くようになって少子化が進んでいるのである。
 チャペックさん、書き換えますか?

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April 15, 2006

ネットの中のおばあちゃんの「情報」

 「大きくて甘すぎる祖母のおはぎに、大きくなるまであんこの味を評価できずにいた」“わし”は、あるとき親戚の女性が作ったおはぎが気になった。それは、ネットの中の『おばあちゃんの知恵袋』で調べたレシピによる完璧なおはぎだったという。(小林よしのり「新・ゴーマニズム宣言」より)
“わし”は「『おばあさんの知恵』というのは、普通、おばあさんから娘へ、そして孫へと伝わっていくものだろう。せいぜい親戚や、よほどおばあちゃんに気に入られた女たちが継承していくものだったはずだ。それが近頃じゃ、インターネットではるか遠隔地の他人へ、ひょっとしたらロシアのおっさんにまで伝わることもあり得る状態になったわけだ。そんなものは『おばあさんの知恵』ではなく『おばあさんの情報』である」と言い、「情報」は「知恵」でもなければ「知識」でもないと厳しい。
 インターネットの中のおばあちゃんの「情報」で作ったおはぎは甘さ控えめで、あずきの味が鮮明でおいしかった。ただそこには「人格」が感じられず、「匿名」の優等生の味の見本があるだけだった。
インターネットの世界では「人格」は必要なく、「匿名」の「情報」でいいのだ。インターネットで誰もが手軽に「おはぎのレシピの正解」を探し出し、個別性も個性もない普遍的な味へと転化してしまうグローバリズムの時代。各家庭に伝わるおはぎの味という多様な個性が徐々に縮小され消滅していく。
 だが本物の味の知識は秘伝である。本物の知識は秘匿される。公開した途端に「情報」となるのだ。
知性で認識する「知識」も、土壇場で応用できる「知恵」もないままに、「情報」に通じていることだけで自己肯定し、自信満々になって「オレ様化」している若者、知識人を嘆く“わし”である。

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April 14, 2006

4月14日にチャジャンミョンを食べる人

 韓国では4月14日は"Black Day"といって、恋人がいない人が黒い服を着て黒いチャジャンミョン(韓国風ジャージャー麺)を食べる日になっているという。バレンタインとホワイトデーを一人で過ごした人向けに用意されている。

子供からおじいちゃんおばあちゃんまでみんな大好きな韓国では超ポピュラーな麺料理で、豚肉、タマネギ、ねぎ、にんにく、しょうがなどを細かく刻んで油で炒め、チュンジャン(黒味噌)で炒めた黒っぽいソースを麺の上にかけて食べる。
チャジャンミョンの歴史は19世紀末までさかのぼる。1876年日本と江華島条約を締結し門戸開放した朝鮮は、西洋の国々に対しても徐々に門戸を開放していった。1882年に朝米修好通称条約が結ばれ、1883年には仁川港が開港された。仁川では日本や清などを対象とした外国人居留地が作られ、実際に多くの人が居住するに至った。この時に清から来た人たちがチャジャンミョンを持ちこんだのが最初とされている。
 姫路駅近くには、おいしいチャジャンミョンを食べさせる店がある。
しかし、私は4月14日には食べない!

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April 13, 2006

何とも不思議な「愛国心」ではあるが

愛国心でもめていた教育基本法改正検討会 が、「わが国と郷土を愛する」で決着した。
12日、自民、公明両党は教育の基本理念を定める教育基本法改正案に関して大筋で合意した。
焦点の「愛国心」の表現は両党の主張を踏まえ「わが国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」とする方向で一致した。
13日に正式決定し、政府は4月中にも国会に提出する運びだ。

当初、自民党は法案に「国を愛する心」と明記することを求めたが、公明党は「戦前の国家主義を想起させる」などと反対。12日の与党教育基本法改正検討会では、大島理森座長が「郷土」や「他国を尊重する」などの表現も盛り込んだ打開案を示し、了承を得た。
 国の伝統や文化、生活習慣を大事にすることは、確かに「郷土」を守ることにほかならないかぁと妙に納得してしまったが、自分を愛し、他人を重んじることが教育の原点に あることを忘れないようにしなければならない。

 現行の教育基本法は1947年に制定。「時代の変化に対応していない」との指摘を踏まえ、政府・与党が改正を検討していた。
教育基本法改正のこの節目の年に、改めて「教育を考える」おばあさんである。

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April 12, 2006

「ググられる」

『ニューズウィーク』(日本語版)の最新号(4月19日号)にある新造語。
Googleとyahooが中国の当局の圧力に屈して言論の自由は完全になくなっても、なお十三億のマーケットが重要として「中国の法律」にしたがって進出したという。
 携帯電話もインターネットも、その利便性と引き替えにプライバシーは権力に掌握されてしまう。それでもビジネスが大事らしい。
 ミック・ジャガーが中国公演で選曲を予定していた五曲が「ポルノ的、風俗を乱す恐れ」などの理由で禁止されたという話もある。
記者会見したミックは「カーテン・ソングを歌わない公演とする条件を受け入れた」と発言しているというが、彼がロンドン大学大学院経済学部で学んだと聞くと、やはり芸術よりビジネスというわけかと、ちょっとがっかりである。

   宮崎正弘の国際ニュース・早読みより

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April 11, 2006

白バラの祈り

映画『白バラの祈り』を観た。
1943年のミュンヘン。
ヒトラーのナチス政権に敢然と立ち向かい、処刑という形で21年の生涯を終えた女学生ゾフィーの最期の6日間を描いたもの。
ゾフィーは、ビリー・ホリデーとシューベルトを愛する快活な女学生だった。
ヒトラー打倒をめざす地下組織「白バラ」とそのメンバーである彼女の名は、自由のシンボルとして、何度か映画化もされている。本作は東西ドイツ統一後、新たに発見されたゲシュタポの尋問記録をもとに、その大半を逮捕された後のゾフィーの姿に焦点を絞っている。
『ベルリン、僕らの革命』でも強い印象を残したゾフィー役のユリア・イェンチは、強い意志を持つ女性として適役だ。
映画史上の名作『裁かるるジャンヌ』のように、運命に向かって進む姿は神聖ささえ感じさせるという批評も目にした。
聖女でも英雄でもないジャンヌやゾフィーが、与えられた運命の中で最善を尽くそうとして抗う姿、苦悩の中でも最後まで誇りを失わないことは、痛々しい。
しかし、何と気高く、何と聡明なことか。

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April 10, 2006

成分分析

どんなものでも瞬時にその“成分”を解析してくれるソフトがある。
今、最も旬なヒト小沢一郎氏の成分解析結果である。
  小沢一郎の85%は波動で出来ています。
  小沢一郎の7%は言葉で出来ています。
  小沢一郎の4%はカテキンで出来ています。
  小沢一郎の3%は祝福で出来ています。
  小沢一郎の1%は柳の樹皮で出来ています。

 一方、
  魔女っ葉の75%は度胸で出来ています。
  魔女っ葉の15%は元気玉で出来ています。
  魔女っ葉の6%は媚びで出来ています。
  魔女っ葉の4%は電波で出来ています。

 ついでに本名で解析してみると、59%は魔法で、9%は犠牲で、9%は成功の鍵で、8%は果物で、7%は月の光で、3%は運で、2%は白インクで、2%はやさしさで、1%は夢で、と。

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April 09, 2006

老いて妖しき

やっとお城の桜も満開になった。

「日女道丘(ひめじおか)に咲く桜はどこか悲しい、天国でしか結ばれなかった恋のにほひがするからか」という人もあるけれども、暗闇に浮かぶ城の佇まいは、いつもとまた違う風情である。
ライトアップの時代は、夜桜の魅力をどんどん高めている。

 夜桜や老いて妖しき夢をみる 清水基吉

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April 08, 2006

花は親善使節、桜に罪はない

今、中国でも桜が満開だというが、湖北省武漢市の武漢大の桜をめぐり、「侵略のシンボルで、中国の恥だ」「桜に罪はない」などの熱い論争が今年もネット上で展開されている。(4/8、産経新聞)
同大学の桜は、1938年に武漢を占領した旧日本軍が疾病兵の慰安のために、日本から持ち込んで植えた。国交回復後、有効の象徴として日本側関係者も寄贈、百数十本が花を咲かせている。
しかし、反日デモが激化した昨年は、伐採すべきかどうか激しい議論の末残されたという経緯がある。
 今年は、同大のアンケートによると、「恥」とするものが44%に対し、「花は花だ」とする意見が49%と上回ったとか。
 花は何よりの親善使節である。

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April 07, 2006

HAPPY NEWS 2005

日本新聞協会は4月6日(新聞をヨム日)、第2回「HAPPY NEWS 2005」の結果を発表した。
「HAPPY NEWS」は、 新聞を読んで心があたたかくなったり、勇気がふっとわいてきたりするようなうれしい記事を切り抜き、その理由を添えて応募してもらうキャンペーン。
今回の大賞は、「ゴミ出しまかせて」(北陸中日新聞 2005/12/2付 夕刊 を読んで)に決定。
“今どき、こんな優しい少年がいるんだ。幼い子どもを狙った度重なる凶悪事件や10代の犯罪行為など、やるせない気持ちでいた私の目に飛び込んできた一つの記事、ひときわ輝いて見え、何度も読み返しました。心に熱いものが込み上げてきた。 自ら進んで、他人に迷惑をかけず、そして代償を求めない思いやりはボランティアの模範だと思います”とは、石田 修さん(石川県)の推薦理由。
 足の不自由な駄菓子屋を営む川口菊子さん(76歳)を気遣い、代わりにごみ出しを続ける中学1年生の奥下雅士君の話である。川口さんは「まあちんに小遣いあげようといっても『ぼく、それが欲しくて、しとるんじゃないげん』と怒る、いつも心の中で手を合わせています」といい、幼いときから知る『まあちんのお嫁さんをみるまで、長生きしたい』と語っているという。

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April 06, 2006

土牛の桜とクローン桜

 豊臣秀吉が催した盛大な花見で知られる醍醐寺(伏見区)境内で、しだれ桜「土牛(とぎゅう)の桜」と、そのクローン桜が見ごろを迎えている。日本画家の奥村土牛が作品「醍醐」に描いた推定樹齢150年の桜は衰えが進み、住友林業グループが99年からクローン技術で増殖、昨春初めて同寺で花を咲かせた。花は昨年よりぐっと増え、元気いっぱいだ。
 同寺境内には計約1000本の桜があり、うち1割がしだれ桜。推定樹齢100年以上が11本ある。
今週末以降は、ソメイヨシノ、山桜、八重桜と見ごろが移り、天下統一した秀吉の豪遊気分を味わえそう。(4月5日毎日朝刊 - 4月5日12時1分更新)

ところでソメイヨシノは、自然交配によって偶然に出来たというのが定説である。
オオシマザクラとエドヒガンサクラの雑種であるから、子孫を残す能力がないため、人間が接ぎ木することで増やしてきた。
「クローン=人工的に作られた同じ遺伝子を持った個体」という定義からすれば、シメイヨシノはすべて立派なクローン?

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April 05, 2006

城の桜ウォッチング 

温かい日射しに誘われて、お城の桜のウォッチングに行く。
外人さんも含む観光客らしい人々が群れている。

 桜の下に人あまたつどひ居ぬ
 なにをして遊ぶならむ。
 われも桜の下に立ちて
 みたれども
 わがこころはつめたくして
 花びらの散りておつるにも
 涙こぼるるのみ。

萩原朔太郎の「桜」の前半部分。
桜は、見る人々に、さまざまな感情をよび起してくれるもののようだ。

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April 04, 2006

アメリカの少年達の危機

 昨今、子ども達の学力低下について、何かと問題が多いのは日本ばかりではないようである。
ニューズウィーク誌(2006年1月号)では、最近のアメリカ少年たちの学力の低下について特集を組んでいる。
最近のアメリカの少年達は、教育に関するすべての分野で学習の遅れが顕著になり、社会的に大きな問題になりつつあるというのである。
 “男児は、幼稚園の5歳くらいから色々な問題を起こし始めるが、学校でも回りに適応できないことが多い。それを親たちが「男の子だから」ということで片付けている傾向がある。
長じて、高校生の場合、男の子が学校でうまく行くか、行かないかの最も信頼できる予想の鍵となるのは、その子がそれまでの彼の人生で尊敬できる男性の存在があったかどうかにかかっているようだ。最近のアメリカでは、男の子の40%が自分の血の繋がった父親に育てられていないというのが現状。男の子にはもちろん母親の愛も必要である。それと同時に、父親的存在の期待に沿うように頑張ることで、成長期の能力発揮を促進させられるようにできている。”
 今や、日本もアメリカに次ぐ離婚率だという。
同じような問題が日本でも表面化することが危惧される。自分の子どもに限らず、子どもがいなくても、大人たちは意識して、自分の周りの子どもたちとコミュニケーションを始める努力をすべきであろう。

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April 03, 2006

民間交流と七人のサムライ

 橋本龍太郎元首相を団長とする日中友好7団体の代表らが30日から中国を訪問し、31日に北京で胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席と会談した。。
日本国際貿易促進協会会長の橋本氏のほか、日中友好議員連盟(会長・高村正彦元外相)や日中友好協会(同・平山郁夫東京芸大名誉教授)など7団体の幹部。7団体そろって訪中するのは初めて。胡主席が日本の政治家と会談するのは、自民・公明両党の幹事長が訪中した昨年5月以来のこと。

 また4月2日には日本と中国の元選手らによる交流会が北京で行われた。現役選手では我らが福原愛ちゃんも参加するなど、卓球台を挟んで50年ぶりの日中“ピンポン外交”が繰り広げられた。
 両国関係が冷え込む中、中国は民間交流を関係改善につなげたい狙いがあると思われる。

 安倍官房長官は3日午前の記者会見で、中国の胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席が「日本の指導者が靖国神社参拝をやめれば首脳会談に応じる」と発言したことについて、「日中関係の困難な局面についてのすべての責任が日本の指導者にあるとの主張は受け入れることはできない」と述べ、中国側の方針を批判。 さらに、「対話の扉は常に開けている。対立があったとしても、対話を通じて未来志向の協力関係を構築する努力をお互いにしなければいけない」と語った。asahi.com 2006年04月03日14時45分

なお、日中関係筋によると、中国の対日政策責任者が「七人のサムライ」と呼んで頼りにしている現役の自民党議員は(1)河野洋平(2)福田康夫(3)野田毅(4)二階俊博(5)加藤紘一(6)山崎拓(7)高村正彦で、順位は「親中」の度合いと期待度なのだという。

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