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January 30, 2006

お酒もモーツァルトがお好き?

 今年はモーツァルトの生誕250周年。日本でもあちこちでモーツァルトに触れる機会が多くて嬉しい。
ストレス解消、ボケ予防となにかと音楽として楽しむ以上の効能が期待されるようで、“モーツァルトよ、あんたは偉い!”と、専らの評価である。
そのモーツァルトは、お酒もおいしくするらしい。
福島県の某老舗蔵元では、仕込みのとき、酵母にモーツァルトを聞かせる。
「仕込みから1週間、発酵した泡がタンクいっぱいに膨れあがるとき(高泡)、モーツァルトを聞かせる。するとこの高泡状態が長く続き、酵母の死亡率も小さくなり、雑味がなくて香り高くおいしい酒が出来る」のだという。
なかでも、仕込み段階でもろみの品温を下げなければならない酵母みとってもっとも苛酷な条件の大吟醸の場合、交響曲第41番「ジュピター」を聞かせる。一番酵母を増やす効果が高いらしい。
因みに、吟醸には、「セレナーデ第10番変ロ長調」。
 (いきいき2月号、「モーツァルトはお好き?)より)

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January 26, 2006

子どもと一緒に地図に残す仕事

 国土地理院では、時代とともに変っていく国土の様子をより良く表すために、時代に応じた新しい地図記号を制定する。
平成14年には博物館と図書館の地図記号が新たに付け加えらた。
 最近では、環境にやさしい発電のために風力発電施設が増え、社会の高齢化が進んで老人ホームが各地で建設されているため、これらの新しい施設をわかりやすく地図に表すために、全国の小中学生から公募した「風力発電用風車」と「老人ホーム」の地図記号を新しく付け加えることにした。
発電用の風車は、京都の中学1年生安見君が、回転する3枚の羽を図案化したもの、老人ホームの地図記号は、島根県の小学6年生青木さんの発案で、建物の中に杖があるデザインで、計12万点の応募から選ばれたという(1/26、日経)。
デビューは、6月以降に改定する二万五千分の一の地形図から。


国土地理院のサイトで公開されている、「地図と測量の科学館」インターネット企画展も、子どもと一緒に楽しめる。

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January 25, 2006

大人と一緒に地図を作りながら緊急時の対応確認を

 このところ、受難続きの子どもたち、通学路が危ないというのだから、こどもの学ぶ権利すら保障されていないことになる。親や先生や地域の大人たちの必死の対策が何とか実を結んで欲しいと願うばかりである。
 ネット時代を反映した一つの取組みとして、いろいろな工夫やアイディアが出されているが、児童の通学路の危険地点記載の地図を簡単制作するソフトも開発された。(ソパックシステム
地理情報システム(GIS)を活用したもので、インターネット上で提供される。
ネットの画面に住宅地図と情報入力画面が現われ、地図製作者は「不審者発生地点」「事故多発地点」「こども110番の家」などのマークを地図上に記入できる。各地点の写真も掲載可能で、わかりやすい地図を作れる。親や先生、児童が一緒に制作することで、緊急時の対応確認が出来る。
 ソバックシステムによると、3月末まではキャンペーン期間として無料。4月以降の利用料は、月4万円。

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January 24, 2006

<南極観測隊>約100万年前とみられる氷の採取に成功

 第47次南極地域観測隊は23日夜(日本時間24日未明)、南極を覆う氷床を深さ約3029メートルまで掘り進み、約100万年前のものとみられる氷の採取に成功した。これまでに人類が手にした最古の氷となる可能性が高く、氷の解析によって過去の気候変動や火山活動、地磁気の変化など、地球の歴史を解明できると期待される。 (1/24,毎日新聞)
  日本各地での大雪による被害は、家屋の破壊ばかりでなく、交通網の麻痺によるセンター試験への影響もあって、何かと心痛む昨今である。
昨年夏、南極の氷でウイスキーの水割りを飲もうという能天気な集まりを計画したグループがあった。
コミュニティのささやかなお楽しみにも、いろいろと考えることの多い昨今である。

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January 23, 2006

プロポーズの梅

 1月も後半となって、そろそろ各地の梅便りも聞かれる頃となった。
梅の花は、飛び切りの美人ではないが、親しみやすく愛らしい女性のイメージだろうか。
そのまろやかな花弁の小さな花、清らかな芳香が古くから人々の心を捉えてきたのだろう。
 中国では、寒さにめげず咲くことから、不屈の精神のシンボルとみなされる。また、「梅」は中国語で「メイ」と発音される。この発音の語は元来、男女の結びつきの意味があったとのこと。それで梅の花は恋人への贈り物に使われ、普遍の愛をも象徴してきた。
 梅の実も、同様に恋や結婚に関わり、『詩経』には、次のような古代の歌が収められている。(熊井明子「新・美人の旅伝説」より)
 標(拠)げる梅あり、その実は七つ
 誘うお方は、吉日に
     - 「標有梅」抄(中村公一訳)
 これは従来結婚を急ぐ女性が、木から落ちて残り少なくなった梅に我が身をなぞらえて男性に呼びかける歌と解釈され。「標げる(なげる)」も「標ちて(おちて)」と訳された。
 しかし熊井さんによると、中国古代には、男女が向かい合って立ち、女性が好きな相手に梅の実を投げるという習俗があり、これをうたったという説もあるという。

 年頃の男性の皆さん、梅の木の下に立つ魔女を見かけたら、ご用心ください。

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January 22, 2006

ふしぎなサンダル(ペルーの昔話)

 むかし、インカ帝国の都クスコの王に仕える飛脚の中に、ウラチアという心優しい男がいました。
ある日、ウラチアは国境で戦う将軍に大急ぎで手紙を届けるよう命じられました。
途中でケガをしたおばあさんを見ると、彼は仕事をすっかり忘れて何日も看病しました。
別の飛脚が手紙を届け、戦いには勝ちましたが、ウレチアは、王に追放されてしまいました。
 彼は失意のうちに何日も何日もさまよい、ついに神に助けを乞いました。
神は「おまえは、これまで数々のよい行いをした。手助けたいところへ一瞬にして行けるサンダルをやろう」と。一瞬にしてコスコに戻った彼は、王に「もう一度飛脚にしてください。一番速く走ります。」と言いました。喜んだ王は、六人の飛脚と競争させて一番になったウラチアを飛脚の長にしました。
 それから彼は、仕事がすばやくできたので、困っている人や動物の世話を心行くまでできました。

 情報を次々と走って伝える伝令、日本でも江戸時代、リレーで手紙や物を運ぶシステムが出来上がり、これが駅伝競技の始まりとか。
今日は全国都道府県対抗男子駅伝が、広島市平和公園前をスタートする。

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January 21, 2006

雪のふる夜、梅の小枝でうぐいすが

 梅の小枝でうぐいすが
 雪のふる夜のゆめをみた
    山に 谷間に
    谷間に 山に
ものみな白くしずまりかえり
 ただ雪ばかりちらちら
    ちらちら

 雪のふる夜にうぐいすが
  白梅のさくゆめをみた
    山に 谷間に
    谷間に 山に
ものみな白くしずまりかえり
 花びらばかりひらひら
    ひらひら

             イアン・コルヴィン
『いちばんぼしみつけた ―こどものための詩集・2―』
                 (富山房)より

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January 20, 2006

鬼に邪気を払ってもらう

 今年、開祖の性空(しようくう)上人の千回忌を迎えた 姫路市書写山・円教寺では十八日、伝統の鬼追い会式「修正会(しゆしようえ)」が行われた。参拝客は約三百人という。
 修正会は平安期、性空上人の没後に始まったとされ、赤鬼は毘沙(びしや)門天、青鬼は不動明王の化身で、表情は穏やかで角がない。
 かつては夜に行われた伝統を踏まえ、山頂で舞い終えて降りてきた二匹の鬼は、扉を閉じた闇の摩尼殿内に入った。ろうそくの炎が揺れ、半鐘の音が響く中、再び舞う鬼たち。
赤鬼がたいまつ、青鬼が宝剣を振りかざし床を踏み鳴らす。天下泰平と五穀豊穣(ほうじよう)を祈願するのである。
 鬼達が繰り広げる幽玄な舞、火の粉が舞い、煙が充満する。
さてさて、魔女の邪気も払われたのだろうか。

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January 19, 2006

少子高齢社会のトップランナー

 鬼の伝説で町おこしをしている天草の五和町。
山間部に鬼の一族が住んでいたという言い伝えがあり、町内の各所に伝説地がある。
城木場の竜庵寺川の畔には鬼が碁を楽しんだという碁盤石があり、少し離れた所には鬼の雪隠がある。
また、鬼の親分が子分を集めて寄り合いをしていたという土地には鬼の城公園があり、町民の憩いの場になっている。
春になると、この鬼の城公園を中心に、毎年「鬼んピック」が開催されるのだという。
“里人が集う機会を創出し、次世代を担うこどもたちに伝説や自然に触れる場を与えるとともに、人々の交流の促進を図ることを目的”というわけで、少子高齢社会のトップランナーは鬼?

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January 18, 2006

きみたちの働く未来に希望をかける 

大江健三郎さんは、ノーベル賞受賞後、米国やドイツの大学で教える生活を送っていたとき、日本人学校の生徒に文章の書き方を指導した。印象深い言葉を手がかりに、子どもの頃の体験や大切だと思う生き方を伝えたいと考えたという。
 敗戦直後、小学生だった大江さんたちに、村の大人たちは停電の中、焚き火を前に語った。戦場で人が殺されたこと、これからどう生きていくか・・・・・。そんな大人の年代になった今、大江さんは子どもたちに「この時代がよくないからと希望をなくすのではなく、よくない現実をしっかり見つめて押し返す勇気を持とうと言いたい」と語る。(1/10、朝日新聞「再生新生」)
 昨秋再訪したベルリンの日本語補修授業校の生徒から、講演の感想文の束が届いた。文章を直した後に、書き添えもした。
「人間に本当に平和な世界の実現ができるのか」という中学3年生の文章には、「私が生きている間に平和な世界は出来ないと思います。きみたちの働く未来に希望をかけます」と。

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January 17, 2006

大人は希望を語ろう

 子どもの危機が叫ばれている。
いらいらする小学2年生が4割を超え、「私なんかいないほうがよい」と思う小中学生は3割近い。フリーターは200万人、ニートは60万人を上回った。児童虐待の相談は3万件を超えた。少年が殺されたのは、04年、181件に上る。
<21世紀は人類にとって希望に満ちた社会になると思わない>という日本の中高生は、日本青少年研究所の00年調査で62%。米国、韓国、フランスを大きく超えた。
 子どもたちを包む社会は低迷し揺らいだ。最悪で5%を超えた失業率、3万人を突破した自殺者。オウム事件、米国の同時多発テロ・・・・。
そんな時代を乗り越える元気を出そうと、大人は我が身に鞭打っても「希望」を語り続けなければならない。

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January 16, 2006

奉公とニートと

 1月16日は、薮入り。
住み込み奉公を3年ほど終えて、やっと正月と盆に帰省を許される「薮入り」の風習は、昭和の初めごろまでは残っていたようだ。
「ごぶさたをいたしました。めっきりお寒くなりましたが、ご機嫌よろしゅうございます」。3年会わなかった子どもはすっかり大人びて、ドギマギしたおとっつあん、受け答えが硬くなって「本日はまた・・・・ご遠方のところ、わざわざおいでいただきまして」。人情噺「薮入り」の一場面である(ちくま文庫『落語百選 冬』)。
この「薮入り」の泣かせどころの一つに、子どもから手土産をもらったおとっつあんが「銭をくれとせがんでいたのが、これだけのものを自分の小遣いで・・・・涙が出るほどあるがてえ」というのがある。
 さて今、わが国では15~34才のニートやフリーターと呼ばれる無業者は43万人とか。“働かぬいい若いモンを多数抱えられる豊かさが、半面で社会の階層化を生むなら、皮肉なことだ”(1・17、日経「春秋」)。
 奉公とニートと。
薮入りの今日、若者と仕事について考えてみる。

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January 15, 2006

現代学生百人一首

今年のお正月も、「百人一首」をすることなく過ぎていった。
しかし、伝統的な名人戦・クイーン戦の記事を目にはするが、東洋大が募集した「現代学生百人一首」もある。
 今回は、58000首の応募があったという。

 短期間世界史特講戦争は日没までに終わりそうです
                           (高2・女)  
 私って何なのかしらと問う鳥に貴方は貴方と言い放つ空 
                           (中2・女)

 亡き祖父をきゅうりの馬で出迎えてなすびの牛でゆっくり送る
                           (中3・女)
 祖母が言う戦地に向かう祖父の背を涙こらえて送った日のこと 
                           (高2・男)

 ぶつかっても何も言わない電車の中高齢化以前機械化の波   
                           (高3・男)
 人生のブランコたまにはバックする大きく前へこぎ出すために  
                           (高1・女)

 若い人の感性や志向が伺えて楽しい。

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January 14, 2006

「来年の事を話すと鬼が笑う」のは、なぜか

昔々、一人のお相撲さんが死んで地獄にやってきました。
そこで お相撲さんが閻魔様に地獄には行きたくないと話すと、閻魔様が鬼と相撲をとって勝ったら、天国に行かせてあげようと約束をしました。そして相撲をとったら、鬼は負けて頭の角が折れてしまいました。
鬼は角の折れたことが悲しくて悲しくて大声で泣き出し、いつまでも泣き止みません。閻魔様が鬼に「来年になったら角が生えるよ」と話してやると、鬼は大喜びで笑い出しました。
それから、来年になると角が生えることを話しては、鬼は嬉しそうに笑ったそうです。

 これは、Gingerさんのご次男(成人?)が、小さなときからリクエストに応えて話し続けているというお話。
今でも、これを聞くと笑わずにはおれないというGingerさん。
「小さな二男が私達の知らない事を知っていて、それがなんとも嬉しかったのかもしれません。そして今は、その時の記憶を反芻して可笑しいのかもしれません。今でも笑えるんですよ」と。
 なんと羨ましい親子かと思う。

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January 13, 2006

国民に役立つ25兆円に

新年度から第3期の科学技術基本計画が始まる。
この計画は内閣府の総合科学技術会議がつくり、5年ごとに科学技術の研究のための投資目標も定めてきた。96年度からの第1期は17兆円、01年度からの第2期は24兆円。第3期の今回は、歳出の削減を目指す財務省との激しいやり取りの末、25兆円の目標が掲げられている。
資源が乏しく、少子高齢化を迎えた日本にとって、科学技術の研究はこれまで以上に大切だ。
新しい計画は基本姿勢として「社会や国民に支持され、成果を還元する科学技術」を始めて強く打ち出した。
 科学技術に託す夢は様々である。
健康で長生きすることか、温暖化の心配がいらない新エネルギーか。身の回りにも課題は多い。何人もの子どもやお年寄りが犠牲になる火災が続いている。燃えにくい材料の開発や、命を救うシステムづくりなどの研究も必要であろう。
 研究の善しあしを的確に判断できる評価システムをつくることも急がれる。
25兆円の研究費が国民のために確かに役立ったという評価が証明されなければ、科学技術そのものが国民にそっぽをむかれることになりかねない。

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January 12, 2006

還暦ギャル、「アンノン」はるか遠く

子育てを終え、グルメに旅行にお芝居に、と第二の青春を楽しむ中高年女性を「還暦ギャル」というのだという。(1/10,朝日新聞、「団塊のあした」)
同年代の団塊世代の男性も、旅行やグルメ、インターネットなどにお金をかける意欲があるといわれ、企業からすれば「未開拓の広野」と見られ、期待されるところ大のようである。
 しかし、団塊の世代のだれもが余裕たっぷりで第二ステージに移れるわけではない。
 また、団塊の世代は青春時代には「平凡パンチ」や「アンアン」「ノンノ」。やがて「クロワッサン」などと、世代を代表する雑誌が次々に送り出された。ここ数年は、団塊世代のリタイア後を意識した雑誌が相次いで創刊されている。しかし、意外に苦戦が続いているらしい。
シニアライフアドバイザーの松本すみ子さんは「雑誌の作り手は若く、中高年を一律に楽隠居と決め付けているから」と分析する。
 きらびやかな商業雑誌の「ちょっと上の暮らし」や「あこがれ」に踊らされることなく、本当に必要な情報を、身の丈に合わせて提供しあう。そんな交流から、消費だけでない新しい大人の文化が芽生えることを期待して、ブログの明日にかけてみる。

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January 11, 2006

明日のロボットは才色兼備

「これからの成長産業はロボット。人間の動きや周囲の環境変化を自己認識して対応する装置だが、研究者だけで作るロボットでは、技術が一人歩きしてしまう可能性もある。人間にやさしいロボットを作り、消費者に届くデザインを手がけたい」と語るのは、ロボットデザイナー松井龍哉さん(37才)。
結婚式で花束を渡す女の子をモデルにした「ポージー」や動くマネキン「パレット」を制作した。しなやかで美しい体の動きを追求したマネキンロボは、まさに才色兼備。
 バイオや遺伝子、機械工学など先端技術にも関心を寄せる松井さんは、「デザイナーだからといって感性に頼ったりはせず、しっかり本を読むなどして理論武装する。世の中の先端ではどんな技術が開発されていて、どんあことが可能になっているのか。その先にデザインがしなくてはならないことが見えてくる」という(1/10、日経夕刊「NIPPONのカタチ」)。

 今年は、ロボットに負けずに才色兼備でいこう。

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January 10, 2006

地球に優しい虹製造機

 今年のお正月は、殊のほかの冷え込みであった。
まだまだ大雪の被害も続いていて、自然の脅威におののくばかりであるが、暖房の熱源や日常生活のエネルギーの消費量に“エコ”という言葉が気にかかる。
 そんな中で、「レインボーメーカー ダブル」なるささやかなお楽しみを見つけた。
その名のとおり、虹を作るための装置である。日の当たる窓ガラスに吸盤で取り付けると、二つのクリスタルがゆっくり回り、ここを通った光が部屋の中にたくさんの動く虹を作り出す。
もちろん、電池なんて使わない。クリスタルを動かすのはソーラーパワーで、カラフルな歯車が回るのが嬉しい。
 アメリカのキッカーランド社製で、「太陽を感じて、自然と暮らす感覚を味わって欲しい」と輸入元アフトランドシップビルダー。

 虹といえば、その足元に宝が眠っているという伝説をご存知?

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January 09, 2006

感動した広告

ある韓国人の父の想い

 十月十日(とつきとおか)待っていた。
病院で君を待ちながら、生まれて初めて神に祈った。
泣き声を聞いたとき、ぼくも新しく生まれかわったような気がした。
 「パパ」と呼ばれるのを待っていた。
初めてパパと言われたとき、ぼくは自分の耳を疑った。無愛想なぼくの顔が、一日中笑顔になっていた。
 一人で歩くのを待っていた。
会社から帰れば「パパ」と走ってくる君を抱くと、すべての疲れが飛んでいく気がした。
 君が入学する日を指折り数えて待っていた。
入学式の前日、ぼくも君のようにわくわくして眠れなかった。

 ずっと待っていた君なのに、いつしかぼくたちはよそよそしくなってしまった。喧嘩をしたわけでもないのに・・・・・
 ぼくから手を差し出そう。ぼくはお父さんなのだから。

    「明日を一緒に考えよう
         日・韓共同キャンペーン」   公共広告機構

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January 08, 2006

言葉の耳を磨く

 若い人の活字離れが嘆かれるようになって久しい。
「文字・活字文化振興法」(平成17年7月29日法律第91号)が施行されて、回復の兆しはあるのだろうか。中高年の趣味といえば、いつの世にも「読書」がその上位を占めるが、昨今、出版される本が多すぎて、読むのが追いつかないというきらいはある。
 もともと日本人には文字信仰が強く、何でもないことでも印刷したものをありがたがる傾向があり、文字にとらわれやすい。
しかし、その一方で実は“大変な忘れ物をしていた”(外山滋比古、「大人の日本語」アソシエ新春号より)。
 “話し言葉をあまり大事にしてこなかった”というのである。
人の話す言葉に重きをおかないあまり、聞いた言葉が右から左へと素通りしてしまう。
耳の記憶力の貧弱さ、外山さんに言わせると、「言った」「言わない」の問題も、原因はそこにある。
さらに、「振り込め詐欺」の餌食にされるのも、よく聞く耳を持っていないからだとも。
 情報はすべてよいものとは限らない。いちいち善悪、優劣を吟味、判断する耳の賢さを身につける必要がある。
 「聡明の“聡”は耳の賢さで、“明”は目の理解である。目より耳を先にした古人の洞察に、いまさらながら舌をまく」と外山さん。
まず耳を磨こう。

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January 07, 2006

フランスのベビーブームを支える子どものお世話サービス

 1970年代は少子化に悩んだフランスが、最近は出生率が回復しているという。
(2003年の出生率1.89)
フランスでは、行政だけでなく企業でも子育て世代の女性をサポートしていこうという姿勢がみられ、子育て支援をビジネスに取りいれている。
例えば、公共交通機関がド導入しているキッズトラベラー・サービス。
このサービスは、同伴者なしでも子ども達が安全で会的なたびが出来るように計らわれたもので、人気は国鉄とエールフランスだという。
 国鉄の場合、対象になる子どもは4〜14才。学校のお休みを利用して、田舎のおばあちゃんの家に行く事になったキッズトラベラーは、世話をしてくれるお姉さんのいるワゴンに乗りこむ。キッズトラベラー専門に職業訓練されたプロのお姉さん達は、乗車駅から下車駅までの間面倒をみてくれて、下車駅にお迎えに来てくれたおばあちゃんに引き渡して任務終了。子ども乗車券のほかに39ユーロが加算される。
 エールフランスの対象は、4〜12才。濃くないばかりでなく海外旅行も引きうけてくれる。料金にサービスの加算はされない。
 このようなキッズトラベラー・サービスは、シングルマザーにとってありがたいばかりでなく、夫婦の時間を大切にしているカップルにも好評だという。
こうしたサービスが日本でも増えていけば (JALやANAでも同様のサービスはあるが、対象が6〜7才)、女性達の心理的負担も軽くなり、少子化問題も改善されていくのでは?

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January 06, 2006

女性は地平を切り開く機会を持つ

「男性は国を内戦で破壊しつくしたが、女性は子どもを生み育てる母親として、より人道に敏感。女性は新たな地平を切り開く機会を持つ」と語ったのは、アフリカ初の女性大統領に当選したリベリアのエレン・サーリーフさん(67才)。
 リベリアは、人口約三百四十万人の小さな国で、もともとは、アフリカからアメリカに連れて行かれたた黒人奴隷が自由の身になって再びアフリカにもどって作った。
 14年間続いた内戦で荒れ果てたリベリアでは、内戦中、無理やりにまた仕方なく、兵士になる子どもが、4年間だけで1万5000人もいたという。
立て直しの一番の課題は子どもの教育である。レン・サーリーフ大統領は、義務教育の無料化を進め、戦うことしか知らない子どもたちに職業訓練も受けさせる計画だという。
アメリカのハーバード大で経済学を学び、財務大臣もつとめた能力も経験も備えた新大統領への期待は大きい。
 それに8人の孫を持つおばあさんでもある。
おばあさんは、強し!

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January 05, 2006

近日点、太陽に一番近づく冬の日

 新しい年を迎えて、太陽も新しくなったようなのは気のせいばかりではない。
本日からの太陽は、確かに、昨日までとは違う歩みを始めるのだという。
 太陽の周りを公転している惑星が、太陽にもっとも近づく位置を「近日点」と言う。
近日点ではケプラーの法則により、公転の速さが最も速くなり、今年の地球は、本日1月5日の午前零時にこの近日点を通過する。
そして、だんだん太陽から遠ざかり始める。(もっとも離れる遠日点は、今年は7月4日)(1/4,日経夕刊「季語の道端」より)
 この近日点から「風水は何故あたるのか」のい解明に挑戦しているサイトがある。
 毎年少しづつ移動して、360度1回転するのに25920年かかることになるらしい近日点が、十二宮正座の一つ分(30度)移動するのに2160年、中国4000年の歴史の間に、約60度移動している事になると知れば、なにやら雄大な気分にはなれそう。

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January 04, 2006

お正月の子どもたち

 遊びをせんとや生まれけん
 戯れせんとや生まれけん
 遊ぶ子どもの声聞けば
 我が身さえこそ動(ゆる)がるれ

後白河法皇が『梁塵秘抄』に収めた今様である。
凧揚げやはねつきで遊ぶ子どもたちの歓声が聞かれない正月を迎えるようになって久しい。
昨年末、19世紀末に統計が始まって以来初めて、わが国の出生数は死亡率を下回って「自然減」に転じた。
幕末に来日した英国の外交官オルコックは、街にあふれる子どもたちが奔放に遊びまわるこの国の風景に接して「子どもの王国」と呼んだ。
受験戦争や消費ブームなど戦後社会を彩る道標も右肩上がりの人口がさあさえたものだろう。“その眺めが逆転してゆく現実を経験する日本には社会の仕組みの再設計が迫られている”(1/1,日経)。

 子どもの声が聞こえない正月は寂しい。

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January 03, 2006

今年の恋人たち

 正月2日付きソウルのロイター通信によると、 韓国では恋人達のための記念日が最高で21日もあり、費用がかかるために関係が壊れる場合もあるとのこと。
 例えば毎月14日は恋人と祝う日。
1月14日はダイアリー・デーで記念日を書き込んだ手帳を贈り合うことが推奨されている。
 3月14日はホワイト・デーで、4月14日はブラック・デー。この日、恋人のいない学生などは黒いソースの中華麺を友達と食べて孤独を癒すという。
 5月15日はイエロー・デーで、恋人のいない人がカレーを食べ、恋人達はバラの花を交換する。
 また、月決めの記念日のほかカップルになってからの100日目、200日目、300日目などの節目も重要視されており、インターネットのサイトの手助けで記念日を算出したりもする。
 わが国では、シルバー・デーには映画が安くみられるが、あちらではその日、カップルはデート費用を友人に無心することができ、恋人のために銀製のプレゼントを買うことになっているとか。
 そうだ、今年は恋人と映画を観よう。

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January 01, 2006

元旦の詩

穏やかな日差しの中で、2006年元旦の散歩に出かける。
あの山、この山に、春になったら咲く花を想像しながら、新しい決意が心に満ちてくる。
新川和江さんの『元旦』という詩を思い出す。

 どこかで あたらしい山がむっくり 起き上がったような・・・・
 どこかで あたらしい川がひとずじ 流れ出したような・・・・・
 ・・・・・・・・・・
 どこかで あたらしい愛がわたしに向かって 歩き始めたような・・・
 ・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・
 どこかで あたらしい歌がうたわれようとして 世界のくちびるから “あ”と漏れかかったような

 『元旦の笛』(尾崎喜八)という詩もあった。
“祈りと祝福、無限の思いを歌口ふかく吹きこんで”、“老いをしのぐ息と指とで歌のしらべを造形しながら”、元日の朝には笛も吹こうか。 

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