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September 18, 2005

まんどろだ

 18日は中秋の名月。
お天気を気にしながら、姫路城「観月の宴」を楽しみにしている。
「まんどろだ」とは、異常に明るい月の様子を表す津軽弁。以下高木恭造の「冬の月」より。

 嬶ごと殴いで 戸外サ出ハれば
 まんどろだお月さまだ

若い夫婦が口げんかになり、勘定が高ぶった夫が、つい妻に手を出してしまった。いたたまれなくなって家を飛び出すと、先ほどまでの吹雪がすっかりやんで、夜空には明るい月が出ている。

 ドしたてあらネ憎ぎなるのだベナ
 憎がるのア愛すがるより本気になるもンだネ
 そして今まだ愛いど思ふのア ドしたことだバ

詩人高木恭造(1903~1987)は、青森市生まれ。津軽半島の突端に近い寒村の小学校の代用教員をつとめたあと、満州の医大を卒業、戦後弘前市内で眼科医を開業。

 ああ みんな吹雪と同じせェ
 過ぎてしまえば まんどろだお月様だネ

と、「冬の月」の最後は締めくくっている。
 

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Comments

Gingerさん
やっと、冷蔵庫が入り、掃除機が動くようになって、人心地つきつつあります。
でもまだ車がないので、ひたすらバス利用です。ほーきは、西日本と東日本では少々使い勝手が違うようです。
そのうちにまた。  魔女っ葉

Posted by: 魔女っ葉 | September 20, 2005 06:16 PM

コメントを入れたつもりが、消えてました。
すみません。
もう、姫路に行かれたのですか?早いですねえ。
やはり、ほうきで一っとびだったのでしょうか。

Posted by: ginger | September 20, 2005 11:24 AM

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