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September 21, 2005

明月に浮かれて踊る狸と和尚さん

 水越松南の『証誠寺秋月』は、“しょ しょ しょじょじ”で始まる中山晋平作曲、野口雨情作詞の童謡「証誠寺のたぬきばやし」を描いたもの。
画面には、松南自身の“みんな出てこいこいこい”の書きこみがある。
輪になった親子だぬきが楽しそうに歌い踊る。後ろ姿の仔だぬき、顔を突き上げたもう一匹の仔だぬきも愛らしい。
 「描くときはそのものになったつもりで描けば出来る」と言いきる松南。狸の親になりきり、子になりきりながら、松南は楽しい想像の世界を作りあげた。
 姫路市立美術館学芸員の平瀬さんは、「すべてのものはみな同等の存在で、自然と人間が調和することが大切とする松南の考えがよくあらわれている」と語っている。
  *水越松南(1888~1985);神戸出身
  *没後20年水越松南展;10月23日まで、姫路市立美術館で開催中



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