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September 22, 2005

輪ゴムの動物園

 先日、箱根の美術館で、かわいい輪ゴムを買った。
一筆書きの線のような、黄色の象、ピンクの線は頭の大きなカバである。
緑の犬も愛らしい。手に取ると伸びる。
弁当の箱、くるりと丸めた書類、数冊の本。簡単に留めるための輪ゴムだが、用が済むと捨てられる。大量に生産され大量に消費される宿命の製品であるが、“デザインの力で輪ゴムを捨てさせない”という発想が嬉しい。
かわいい動物だからこそ色とりどりに。子どもが口に入れても大丈夫なように素材にはシリコーンが使われている。2002年に東京で商品化された。
 ニューヨーク近代美術館のショップで販売されて以来、評判は逆上陸するとともに、アジア、欧州にも広がっているという。昨年は、犬や猫などのペットシリーズも加わり、今や世界15ヶ国以上に700万匹が生息する。
使用説明書には、「長い間仕事すると疲れるので休ませてあげてね」と書かれている。デザイナーの羽根田さんと大橋さんは、「これで環境問題が解決するわけではない。でももったいないという考えが無意識のうちに浸透すればうれしい」と語っている (9/21,日経夕刊「NIPPONのカタチ」より)

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