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August 16, 2005

問われる「日本ノ新生」

平和への祈りが世代を超えて語り継がれていく。
昨15日、せみ時雨のなかの戦没者追悼式は今年、初めて戦没者の父母の出席者がなかったのに対し、妻からひ孫まで4代そろっての参列者もあった。
小泉首相も、祖国や家族を案じながら戦場に散った同胞たちへの哀悼とともに、植民地支配と侵略でアジア諸国の人々へ与えた苦痛へのお詫びを改めて談話で表明した。
 吉田満氏『戦艦大和ノ最期』に、戦争末期に死を覚悟して沖縄へ特攻に赴く臼淵磐大尉の「日本ノ新生ニサキガケテ散ル マサニ本望ジャナイカ」という言葉がある。
出撃のときが近づいて艦内の士官室で「納得のいく死」を巡る激論が広がった時、「日本が敗れて目覚めるために先駆けになろう」と説くその言葉は、殴り合いまで起きた艦内の空気を変えたという。
 不戦と平和を貫いた60年の歩みの先に、近隣諸国との協調と相互の理解を通して発展を目指す「日本ノ新生」が問われている(8/16、日経「春秋」より)。

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