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August 14, 2005

真帆片帆

 涼しさや 淡路をめぐる 真帆片帆    正岡子規
真帆は、順風のとき、帆をいっぱいに張り、追い風で走ること。片帆は、横風のとき、帆を一方に片寄らせて走ること。そして真帆片帆は、それらを操作しながら帆走している様子である。(幻冬舎「美人の日本語」山下景子)
 人生も順風のときばかりではない。
逆風の時、風向きの悪い時は、まともに受けず、帆を半分にして受け流すことも知恵であろうか。
「真帆片帆」、ほうきのメンテナンスもそこそこに、操縦の腕も省みず、無鉄砲に飛びだす魔女に自重を促す美しい語感の響きである。

 夕日が沈もうとするころ遠くに見える舟は、1日の帆走を終え、夏を惜しむかのようである。
今日も暑い1日であった。

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