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August 12, 2005

「予期せぬこと、だが選択肢はなかった」!?

 ノンフィクション作家向井承子さんは、米国ネバタ州ラスべガスに2月オープンした「核実験博物館」を訪問した。
ネバタ砂漠には第二次大戦後に作られた35万ヘクタールの巨大な核実験場がある。
「核実験博物館」は、米国による核兵器の開発と実験に関する資料展示の場。
砂漠研究所付属の地味な博物館ではあるが、まずは教育目的、同時に核兵器開発に貢献してきた人々に報いる記念碑の役割も託されていることから、“展示内容には、被爆国の人間には耐えがたい部分もあった。例えば広島・長崎への原爆投下では、目標は軍事施設だけ、結果として日本に終戦を決意させ第二次大戦の犠牲者を最小に抑えたとする。これは、米国の「定説」であるが、犠牲者に一切触れない説明である。米国人が鵜呑みに刷れば、原爆さえ核の平和利用ということになる”と、向井さんは
女性展望』8月号に書いている。
一方、「予期せぬこと、だが選択肢はなかった」とタイトルされた一角では、米国側にたてば、ちょっと違和感のある展示もある。
向井さんは“原水爆禁止運動を世界に広げる契機となった日本国民の憤りへの配慮の証か。改めて声を出すことの歴史的意義を感じた”と続けている。

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