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March 31, 2005

真っ赤な嘘

「ハリーポッター」「千と千尋の神隠し」「NHKの大河ドラマ」「水戸黄門」これらに共通のものは何か。
これらは入れ物にみな“実は真っ赤な嘘”と書いてある。
カチッとした世界じゃない世界があると、上手に示してくれるのがファンタジーであり、漫画であり、時代劇である。
そのときみんなは一番安心できる。
はじめに真っ赤な嘘というパッケージがあると安心して中に入れる。
中に入ると今度はつり込まれて、本当の話だとおもってしまう。
それは中にはいっているという安心感によるものである。
西洋の古い街へ行くと街の真ん中にある立派な建物は、二つしかない。(養老孟司:「脳と笑い」より)
一つが協会で、もう一つは劇場である。

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March 29, 2005

81才ノルトさんの子育て魔法の言葉

批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる
笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる
皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる
しかし、激励をうけた 子どもは
自信をおぼえる
寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる
賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる
フェアプレーを経験した 子どもは 
公正を おぼえる
友情を知る 子どもは
親切を おぼえる
安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる
可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる

                  ドロシー・ロー・ノルト

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March 28, 2005

区切りに恵まれた年

2005年は、「○○周年」の区切りに恵まれた年だそうだ。
戦後60年をはじめ、遠くたどれば日露和親条約150周年である。
黒船の来航は世界史の急流に日本を投げ込み、明治維新につながった。
その50年後、日本はわずか半世紀の間に列強の一つに台頭し、アジア唯一の帝国となり、満州の荒野と日本海でロシアに勝利した。
また今年は、1905年のポーツマス講和の100周年でもある。
アメリカのポーツマスにおいて調印された日露戦争の講和条約。
アメリカ大統領ルーズベルトの仲介によるものだった。
昨今何かと問題の、韓国における日本の優越権の承認、関東州(旅順・大連)の租借権および長春・旅順間の鉄道と付属の利権の譲渡、樺太南半の割譲などが決められた。

そして、2005年4月、魔女宣言をして5周年である。

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March 27, 2005

雪月花のルーツ

和歌や日本画、きものから侘び茶の世界まで、古から日本人の精神性の柱される雪月花のこころ。
それは時代と共に少しずつ趣を変え、人々のこころを打ち試みも繰り返されてきた。
その雪月花のルーツは、もともと万葉人によってさかんに試みられた“寄物陳思の方法”のことを言うのだという(松岡正剛「雪月花、感覚の変遷」家庭画報社)。
寄物陳思は「物に寄せて思いを陳(の)ぶる」というもので、その物の代表が「冬の雪・秋の月・春の花」に象徴される雪月花だった。
自分の思いをストレートに言いあらわさないで、何かに託したい。その何かは四季のうつろひを象徴する雪月花であってほしいという万葉人の心情。
何でもストレートに表現してはひんしゅくを買う魔女ではあるが、明日は春の花を見つけに出かけよう。

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March 26, 2005

揺りかごの中で覚えたこと

韓国には昔から揺りかごがない。
これは世界でも珍しいことのようである。
作家の李御寧さんは、「おんぶや抱っこなど、徹底した母子密着主義の文化がそこにはある」と指摘している(『「ふろしき」で読む日韓文化』)。
島根県議会が条例に定めた「竹島の日」をきっかけに、盧武鉉大統領が突然繰り広げた対日批判談話についての、日経春秋(3/26)の考察は興味深い。
内政で世論に揺さぶられる脆弱な政権基盤を維持するために、国民にわかりやすい反日感情に訴えたものとも言われる対日批判ではある。
しかし、2年前に来日した大統領は両国の過去に触れず、未来志向の友好関係を主張した。“今回のこの手のひらを返すような激情は、民族的な一体感をよりどころに沸騰した母子感情の発露という見方も出来ようか”というもの。
そういえば「揺りかごの中で覚えたことは墓場まで持ち続ける」という諺もある。

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March 25, 2005

たたむ?かける?

洗濯物をたたむ・・・・・なんとなく億劫に思える春の夕暮れ。
乾燥後の洗濯物をたたむ無料サービスつきのコインランドリー登場の新聞記事を読む(3/25、日経夕刊)。
アメリカでは洗濯物たたみ補助機が流行中とも。ぱたぱたと折り曲がるプラスティックの補助板に衣類をのせ、折り目に沿ってたたみこんでいく仕組みだという。考案者は、アメリカの主婦で、その二人の娘の洗濯物のたたみ方があまりに乱雑なのに困り果て、素早く美しくたためる装置を工夫したというものらしい。
たたむという問題を後回しにすれば、春の陽射しの中で、その昔「シャツ・ドライヤー」の名で特許が取られたという針金ハンガーにかけられて揺れる洗濯物は、「よき主婦」の御旗のようでもある。
そういえば、衣桁も、着物をたんすにしまう前にまず風に当てて汗をとるためのドライヤーとして使われていたものである。
洗濯物もすべてハンガーにかけて干し、たたむ行程を省いてそのまま収納・・・まさか!

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March 23, 2005

沖縄のふたり玉三郎

沖縄の伝統芸能「組踊」が元気だ。
能の優雅さに歌舞伎のドラマ性を加えたような歌舞劇である。
1719年に、中国から冊封使をもてなすため、玉城朝薫(たまぐすくちょうけん)により創作されたという。上級氏族の子弟によって琉球宮廷に伝わっていたが、1879年の廃藩置県で一般の人も見られるようになった。
一時は沖縄ですら忘れられた存在になりかけていたらしいが、この組踊上演を中心にした「国立劇場おきなわ」が浦添市に昨年1月開場、今や立見席もでるほどの賑わい振り。
復帰と同時に国の重要文化財に指定され、復活の歩みが始まった。国立劇場の誘致運動とともに、若手の育成などの振興策が実り、美しい女形が続々誕生。なかでも“沖縄のふたり玉三郎”と人気の、東江(あがりえ)裕吉と新垣(あらがき)悟、ともに1975年生まれ29歳の女形は国立劇場の顔である。この二人の登場によって、観客が増え、そして若返ったと劇場関係者はいう。
また、県が中心になって、組踊を小中高生に見せる郷土芸能鑑賞会が1993年に始まり、1000校以上が参加、鑑賞会では家族にも呼びかけるなどの活動を続けている。

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March 22, 2005

ふるさとは近く、懐かしい

JR九州新幹線が開通1周年、利用客も予想を上回る人気だという。
1年間に2回の乗車に、これまでの飛行機利用にない“ふるさと”の距離感を体験した。
「つばめ」がいい。
スマートな車体、広々とした車内、女性乗務員も美人ぞろいである。
鹿児島中央駅にはおしゃれな駅ビルもオープンし、時代に先駆けるかのようなファッション、グルメをうならせる世界の食品が並ぶ。
しかし、その一方で、鹿児島の食や文化が見直されている。
黒豚、黒毛和牛、黒砂糖、黒酢などの「鹿児島の黒」はさらに健在である。
そして、これまでの観光資源3S(桜島、焼酎、西郷どん)に4S(新幹線、温泉=SUPA、食材、スローライフ)を加えた7Sで新しい観光PRをという知事の提唱も時代にマッチして“ふるさとは近く”懐かしさが募るのである。

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March 19, 2005

「花」はハイビスカス

和歌の中で詠まれる「花」とは桜を意味すると国語の時間に習った。
しかし琉歌の中の「花」はハイビスカスのことを指すという。
ハイビスカスの大輪の真紅の花は、情熱であり、激しい恋心である。
まるで斬首されたようにポトリと落ちてなお咲きつづける花に‘武士道’の潔さを思ったという作家の池上永一さん(沖縄出身)の 中学生のころの思い出を読んだ。しかし池上さんは上京して初めて見た満開のソメイヨシノのきゃしゃな淡い色に驚き、情熱的、武士道という自分の思い込みに愕然としたという。
突風で、桜の花びらが空に散った。
‘桜は幻想を見せる花’というのが 成人した池上さんの桜考である。

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March 18, 2005

永遠にあなたのとりこ

シルヴィ・バルタンの最新アルバムには「あなたのとりこ」が収録されている。
1960年、16歳でデビューした彼女はたちまち人気投票第1位に。当時はフランスの植民地アルジェリアが独立を求めて戦ったアルジェリア戦争の真っ最中で、シルヴィは恋人たちが徴兵にとられていく悲しみを「悲しみの兵士」に託して歌った。そして昨年還暦を迎えたが、今もアイドルであり続ける。それは「アイドルという職業は存在しません。歌のプロに徹しつづけることで、ファンに応えたいと思います」という彼女の言葉にその秘訣が集約されているのではないだろうか。
シルヴィとファンが共に成長し、そのことを誇りに思う「シルヴィはフランスの神話」というファンの声も麗しい。

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March 16, 2005

がんばれ、日本!

現代物理学の基礎となるアインシュタインの活気的な論文が発表されてから今年で百年。その功績をたたえる「世界物理年」として、世界各地で記念行事が開催される。日本でも科学に関する様々な行事が目白押しで、日本科学技術振興財団の有馬朗人会長をはじめイベントの仕掛け人たちは、未来のアインシュタインのために科学の面白さを伝えようと大忙し。8月に開催される高校生むけの物理コンテスト「物理チャレンジ2005」は、来年に初めて日本から派遣する「物理オリンピック代表選考」も兼ねているのだという。(3/15,日経夕刊)。‘理系学生の祭典にしたい’と関係者は意気込んでいる。
しかし、財団法人日本青少年研究所(東京)が15日まとめた「高校生の学習意識と日常生活」に関する比較調査によると、平日に学校以外の場で勉強しない高校生は45%にも達する。中国8%、米国15%。また授業などで「わからない内容があってもそのままに放っておく」とした生徒は中国17%、米国25%に対し日本44%。反面「努力すれば成績が上がると思う」と考える生徒は9割に達し、米中国とほば同水準であるのはせめてもの救いであろう。
ここでも、がんばれ日本!である。

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March 13, 2005

鋼鉄の“魔女”

映画『ローレライ』を観た。
舞台は1945年夏、広島に原爆が落ちた直後。
第2次世界大戦の戦局、アメリカ軍は広島に原爆を投下。容赦のない攻撃は3日後に長崎までをも襲う。次の標的は“東京”、息の根を止めようというのだ。窮地に立つ日本軍の最後の切り札は、”魔女”と呼ばれ恐れられた特殊兵器“ローレライシステム”を搭載する戦利潜水艦・伊507。この装置を使って米軍爆撃機の基地がある南太平洋上のテニアン島を目指すという作戦。
その未来は、定員にも満たない寄せ集めの乗員たちと、ローレライの鍵を握る1人の少女に懸かっていた。
この少女パウラは、ナチスドイツの極秘施設で育成され、特殊な能力を培ったローレライシステムを唯一起動できるオペレーター。
歴史に語られることのない最後の決戦が始まった。
“魔女”は、「守るべきもの」のために、未来への希望を持ち続ける」のである。
それにしても、敵艦の耳をも酔わす魔女の唄があの♪美し少女(おとめ)の巌頭(いわお)に立ちて ♪黄金の櫛とり髪のみだれを 梳きつつ口吟(くちずさ)ぶ歌の声の ♪神怪(くす)しき魔力(ちから)に魂(たま)もまよう <ローレライ>ではなくて、<モーツアルトの子守唄>だったのはどうして?。

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March 12, 2005

あなたの遺言メールお預かりします

メール依存症である。
しばらくメールが途絶えると、お互いに気遣う‘めるとも’も一人や二人ではない。
メール送ると電話して、届いたとの電話を受けてと、その間の試行錯誤はいまや昔話ではあるけれども、一時、遺言メールのアイディアで盛り上がったことがある。
遺言メール送信サービス 「走れメロス」の記事(日経、3/12)に、≪魔女の宅配便=遺言メール≫ 構想が遅れをとったことを知る。
「走れメロス」の名は、メロスに命を託したセリヌンティウスにかけているとかで、法的な遺言書というわけではないが、死後、特定の相手に簡単なメッセージを届けるというもの。
まず、遺言メッセージと届けたい相手のアドレスを登録。あとの手続きはいろいろある。誰にどんなことを伝え、何を残すか。
しかし、自分より先に逝っちゃいそうな人では意味がないわけで、ここはやはり破格の長寿を誇る魔女の出番かも知れない?

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March 10, 2005

春分の日がお正月

イランでは、春分の日が元旦でノールーズと言う。
ペルシャ語で、「ノー」は「新しい」、ルーズが「日」という意味、つまり、「ノールーズ」とは「新しい日」という意味である。
 ノールーズの始まる時間は、地球が太陽を回転する時間を秒単位まで厳密に計算して出され、毎年その時間が違うので、朝であったり真夜中であったりする。
今年は、3月20日午後4時3分に太陽が春分点を通過する。
そしてこのときが新しい年のスタートとなる。
前夜祭に焚き火の上を跳んで、幸運や健康を願う「ハジ ノールーズ」(正月のおじさん)の登場の後、「ババ ノールーズ」(姿はないけど、白ひげのおじいさん)というイランへ春を持ってきてくれる人物が風のように現れ、イランの正月がスタートする。
サブゼ(ノールーズ2週間前くらいから育てられた緑の草)と呼ばれる正月飾りがノールーズ13日目まで飾られ、13日目に水の流れに投げ捨てられる。
サブゼが家の中の悪い運を全部吸い込むからと信じられているのだと言う。
 新年の13日目は、国をあげてのピクニックデイ。13は縁起の悪い数字で家の中にいるとろくなことは起きないとされ、その悪い運を外に持っていき払ってくるという考えのようだ。公園には人があふれ、日本の花見の時と同じようにチャイを飲み、お菓子をつまみバドミントンやサッカー、バレーを楽しんでいる。
 この13日目が終わると、官公庁も本格的に仕事を始め、ノールーズから休みになっていた学校も3学期が始まる。年末から続いていた長い行事の終わりでもある。

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March 09, 2005

国語を守る英語

国語の喪失はさまざまなことから起こる。
外交に失敗し、戦争で国語が消滅することもある。
経済力で負けても事実上、消滅するかもしれない。
国語を永遠に守るには、日本経済が伸び、日本が世界の中で愛され大事にされる国として発展しなければならない。それには英語で諸勢力と伍す能力も必要だ。教育現場では国語か英語かの二者択一の発想を超え、英語の達人となって日本を守り、国語を守る世代を育てなければならない。(3/9,日経夕刊 猪口邦子「明日への話題」)
しからば英語の上達する方法は?
大使時代条約を丸暗記していたという猪口さんは、「英語は暗記と音読で確実に習得でき、かつ毎日その反復練習をやる人はやらない人に決して負けることはない」と。
さぁ、やるか、やらないか。

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March 07, 2005

鈴の音響かせ、馬、ひとと踊る

薩摩の一の宮、新田神宮で四百年続く「早馬祭」が近づいた。
春分の日に五穀豊穣と商工業発展を願い、農耕馬の労を労う祭りである。
桜に柳、初鼓を鞍にさして飾り立てて県内各地からやって来る農耕馬やポニーは、首に鈴を懸けており、鈴の音からシャンシャン馬とも呼ばれる。
馬の後には踊り手や三味線が続き、人馬一体となって踊り歩く。
真鍮特有の清らかな鈴の音は神を呼び、華やかな花飾りも神を寄り付きやすくする意味があると、父に聞いた覚えがある。
子ども達の笑い声がいつもは静かな農村に響く。
「咲(わら)いと踊りは邪気を払う呪術のひとつ」(小林晴明・宮崎みどり「古事記のものがたり」)であろうか。
酔うと、薩摩、大隈、日向の南九州三国の神話や民話に話がいってしまう父の命日は、3月20日である。

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March 04, 2005

今、老人と子供が危ない

現在、人間社会のシステムは壊れてしまっている。
この疲弊したシステムの中で苦しくなっている若者、子供達をどうするか。彼らは、生まれた時点で半分ぐらいが遺伝的な拘束を受けており、もう半分は外からの環境に影響を受けている。
この変わってしまったシステムにフィットするように育てなければ、うまく生きていけない。
最近の放火とか、凶悪な犯罪を犯す子供達は、今のシステムにうまく合わせられない子供たちの一人ではないか。本来、4,5歳のときに経験していなければならないことを、大人になって脳がかなり固まってしまってから経験しても、うまくフィットするように変えることは難しい。
老人の場合は、昔のシステムで頭がカチカチになっていて、どんどん変わるシステムについていけなくなっているのだと思われる。

いったん変わってしまったシステムは、、体の構造でも社会構造でも、元に戻るなどということはありえない。そのことを知ることは、今の時代とても大事なことであるようだ。
(「やがて消え行くわが身なら」の著者池田清彦早稲田大学教授と計見一雄千葉県神経科医療センター長の対談から)

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March 03, 2005

“ナンバ”で腰痛もボケも防ぐ?

 腰痛体操の指導を受けた。
スポーツ療法士のコーチは、腰痛は人間が二足歩行をするようになった進化のせいであるとユーモアたっぷりに、約320万年前の猿人“ルーシー”と現代人女性の骨盤の違いを示しながら、歩行と骨盤の関係を説明した。
骨盤のストレッチのあと、彼は“ナンバ”を紹介し、外ではちょっと恥ずかしいでしょうが、今日から家の中では是非どうぞとのおすすめ。
 “ナンバ”とは、右手右足を同時に出し、左手左足を同時に出すという動きである。
この動きは合気道など武道に限らず、日本の伝統芸能一般に見られる動きである。
そして、明治以前の日本人は、普段からナンバ歩きで暮らしていたとも言われるのだという。
 明治の富国強兵策と連動して、学校教育や軍隊教育で取り入れられたのは、西洋流の行進方法であった。今現在の日本人の歩き方が日本古来の歩行方法というわけではない。それはせいぜい100年ばかりの歴史しか持たない西洋的歩き方に過ぎないのである。
阿波踊りは、男踊りでも女踊りでも“ナンバ”。
その昔、農作業のとき沼田を歩くのに履いたナンバ桶が名前の由来と言われ、竹馬も“ナンバ”である。
 また、このナンバ歩きには、脳を活性化する効果があるという実験結果もある。
腰痛を改善して、ボケも防げる?

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March 01, 2005

我をか待つなも 磯のわかめの立ち乱え 

葉山町と葉山漁協との協働事業に参加して、昨年秋に3000円を支払って「ワカメオーナー」の権利を取得。
陸上の水槽で培養されたわかめの種「遊走子」が幼葉となり、海に沖出しして成長させる。
そしてここからがオーナーの出番、5cm程度の種苗を親縄につけ(ここまで)、海面に張りたてた養殖筏に渡す。
途中、海上に出てわがわかめの成長具合を確認に行く。
その間、漁師の方々に間引きなどの世話もしていただきながら、春を待つのである。
今年は、名島付近のわかめ棚ではくさふぐに菌を食べられるというアクシデントもあって、種苗の植え付け直しもしてもらったらしい。
待つこと3ヶ月、今年の配当はわかめ7キログラム。これをワカメ相場という。
ずっしりと手に重い。磯の香に包まれて、水の冷たささえも嬉しい。

「比多潟の 磯のわかめの立ち乱え 我をか待つなも 昨夜も今夜も(東歌)」と、万葉の時代のわかめはなまめかしい?。現在の葉山のわかめ棚は3ヶ所。
1月から3月にかけてのわかめの天日干しは、早春の風物詩となっている。

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