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December 30, 2004

シェイクスピアと鳥(2005年の干支に因んで)

 シェイクスピアの作品には、鳥がいろいろな描写に使われています。
 鷲は、威厳の象徴とされ、その視力は人間の 9倍以上あると言われ、さらに太陽の光線に眩惑されることなく、太陽を凝視できると昔から言われています。
 このことから「恋の骨折損」では、「太陽を、直に眺めることができるという鷲の目だって、彼女の大空のような顔を見たら、その尊厳に打たれて、目がくらんでしまいますよ。」とか、「恋する人の目の光には、鷲の目だって眩しくてくらんでしまう。」という台詞もあります。
 鷲は、鳥のうちで最も力強い鳥、百鳥の王とされ、ローマ帝国の軍旗にもされていました。
                ローズマリー通信より

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December 27, 2004

ヤドリギの下で会った人とは・・・

北欧の言い伝えでは、クリスマスの日にヤドリギの下で会った人とは誰とでもキスをしていいとされているとか。 

女神フリッガは息子・バルドルに対して、土と水、火、空気の影響を受けない能力を与えました。
バルドルの弱点が土と水、火、空気のいずれからも育っていないヤドリギであることを知った悪の神・ロキは、ヤドリギで作った矢をバルバドに向かって放ち、バルドルは死んでしまいました。
母・フリッガは息子の死に涙を流し、その涙はヤドリギの白い実に変わりました。

神々はフリッガを哀れに思って、バルドルを生き返らせました。
大いに喜んだフリッガは感謝の気持ちを表すため、ヤドリギの下を通る人にキスを贈ったのです。

  北欧に伝わる神話(「いつも心に花物語」 №242より)

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December 26, 2004

身ほとりのものすべて塵

暮も押し迫って、それにイスタンブールからのおチビちゃんたちの帰国もひかえて、いよいよ大掃除デッドラインの日である。外回りと日ごろは倉庫化している客間だけは何とか間に合わせなければならない。
年末最終のゴミ収集の日もあと1日を残すのみ。
ゴミを片付けて、塵を払って、そして磨く。
しかし、なんと出るゴミの多いことか。とても磨くまでは行き着きそうもない。
今年は、重曹掃除法というのがブームであった。材料の準備だけは完璧なのであるけれど。

 忘年や身ほとりのものすべて塵   

俳人黒田杏子さんをして「志の高い俳人」といわしめた、本年90歳で亡くなった桂信子さんの句である。

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December 24, 2004

サンタはどこに

サンタがいまどこで贈りものを配っているのか、 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、今日はサンタ追跡に大急がしである。
NORAD(本部・コロラド州)は、北米大陸への空からの攻撃を常時監視する米、カナダ共管の軍事組織。
クリスマスイブにサンタクロースの居所をレーダーなどで追跡して公表するNORADの人気恒例行事「サンタ追跡プログラム」は、 1955年に始まった。
そもそもは、サンタと話ができると広告した地元商店がホットラインの電話番号を間違えて、NORADの前身の中央防衛航空軍基地(CONAD)の番号を載せてしまったのがきっかけだという。
子どもたちの電話を受けたCONAD司令官が機転をきかせて、レーダーでサンタを追跡するよう指示したのが恒例行事の始まりである。
サンタクロースは、NORADのサンタ追跡特別サイト上の世界地図に表示される。
日本語のページもある。


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December 23, 2004

サル年最後のビッグニュース

「アイアイ♪ アイアイ♪ おサルさんだよ」でおなじみの童謡 。
このアイアイは、マダガスカルに生息する原始的なサルで、絶滅も危惧されているという。
わが国では、東京・上野動物園でしか見られない。
このアイアイの赤ちゃんが、同園で誕生した。
しっぽを入れて体長約24cm、体重110g。
母親とともに巣箱の中で育っている。
「サル年最後のビッグニュース」と喜んでいるのは、同園飼育課長の坂本さん。来年2月には、巣箱の外で姿が見られるそうだ。( 朝日新聞、12/22朝刊)

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December 21, 2004

「魔女な日々」の言い訳

「元気な人」とは言えるのに「病気な人」とは言えない。
「~な」というのは、形容動詞だけが持っている形で、名詞にはない。
「元気」は名詞であると同時に形容動詞としての性質も持っている。「病気」は名詞。
そのため、「元気な人」とは 言えるのに、「病気」の場合は「病気の人」と言わなければならないのである。
最近、このような名詞に「な」をつける用法が増えてきているが、「ニュースな女」という例で考えてみよう。
「ニュースになるような、人々の話題に上るような女」という意味である。
ニュースが名詞だからと「ニュースの女」といっては、意味が違ってしまう。
形容動詞化することによって、単なる名詞として使うのではなく、その名詞を中心にそこに込められている状況を取りいれた表現として使われているのである。(岩淵匡・河出書房新社『日本語反省帳』)

そういうわけで、「魔女な日々」も許して頂けますか。
決して「魔女の日々」ではないのです。


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December 20, 2004

白いばら

「白い一輪」 堀口大學の『冬心抄』より

    ばらかをる
    白い一輪

    ひと待つと
    わが摘みて

    ひと待つと
    わが活けて

    ひとを待つ
    白い時間に

    ばらかをる
    白い一輪


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December 19, 2004

100年後には正しい言い方になる?

近頃「~みたいだ」のかわりに「~みたく」という言い方をよく耳にする。
メディアの記事でも見かける。
文法的に「みたい(だ)」は、「を見たような」という表現が変化した形であるという。
「イチローや松井みたく」などという表現は、個人が私的な場で使うのであれば、何ら制約はないのだろうが、テレビや新聞雑誌などの公的な場で使用するというのはやはり問題があると思う。
言葉は常に変化するものである。
100年後には「みたく」が正しい言い方として普通に使われるようになっているのだろうか。
違和感なく口にする日が、わが身にも来るのだろうか。

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December 18, 2004

相応の気晴らし

この暮の気ぜわしいなかで、走るどころか飛ぶことも忘れて「四字熟語」に嵌っている。
GAMEDESIGN のフリーソフト「四字熟語」。
漢字をクリックして入れ替え、四字熟語を作っていくゲームである。
最初は簡単なのだが(レベル1~7)、だんだん全体の語の数が増えて見つかりにくくなっていく。
しかし、制限時間やペナルティがなく、何度でも自分のペースで遊べて、魔女年代には適当なスリリング度である。

巷に話題の今年の漢字は、“災”だったという。
このゲームからも、確かに漢字一つひとつに意味があるものだと実感する。
半主婦とはいえ、暮の家事はそれなりにストレスである。
やはり相応の気晴らしは必要?

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December 17, 2004

ちょっと社会派人魚姫?

コペンハーゲンからの報道によると、デンマークの観光名所「人魚姫」の像に、イスラム教徒の女性がかぶる黒いブルカがかぶせられているのが16日、見つかった。
 ブルカにはデンマーク語で「欧州連合(EU)にトルコ?」と書かれたたすきが掛けられており、トルコの加盟問題を話し合うEU首脳会議が同日ブリュッセルで始まったのに合わせ、トルコ加盟に反対する者が行った仕業らしい。
 「人魚姫」の像は日本人観光客に特に人気があり、AFP通信によると、日本人観光客グループはこの日、ブルカをかぶった像の前で記念撮影したり、棒を使ってブルカをはずしたりした。一連の出来事は、像の周りに集まっていた通信社や地元テレビが撮影し、世界に配信した。

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December 16, 2004

雲を越え渡ろう

フランス南部のミヨーで14日、世界で最も高い高架橋が完成し、シラク仏大統領らが出席して開通式典が行われた。
シラク大統領は「雲を越え渡ろう。現代のフランスを象徴する成功例」と賞賛。
橋は全長2460メートル、橋の支柱の足元から最も高いところまでの高さがエッフェル塔よりも高いつり橋「ミヨー大橋」。
ミヨーは南仏のクレルモンフェランとモンペリエの間に位置する渋滞の名所だという。
雲を越えても渋滞は解消しないのだろうか。

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師走、アシモが走る

ホンダは15日、進化した二足歩行型ロボット「ASIMO(アシモ)」を発表した。
上半身の曲げやひねりを積極的に用いてバランスを取る新たな姿勢制御技術などを採用して、時速3キロメートルで“走る”ことを可能にしたものだという。
また、記憶さあせた地図情報と複数のセンサーで得た周囲情報を歩きながら照合し、経路のずれを自ら修正することも出来るらしい。
障害物を自分の判断で避けながら目的地まで立ち止まることなく移動も出来る。
走るどころか自室内の数センチの段差にもつまづいてしまう昨今、“機敏に行動する”次世代アシモ君には脱帽するのみ。

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December 15, 2004

はじけた髪形

今季Jリーグの最優秀選手賞を、横浜MのDF中沢選手が受賞した。
新聞紙上でみるその笑顔が素的だ。
はじけた髪形と白い歯がいい。
名前を読み上げられた瞬間、きょとんとしていたというが、「(受賞を逃した)去年はもらえると思ってスピーチを考えていたが、今年はあまり・・・・」とその正直さもいい。
「DFでもMVPが獲得できるという希望をもってもらえれば。DFになりたいという子どもも増えてほしい」と。
来年の目標は「さらなる上のプレー」と言いきる。
日本代表としてW杯最終予選に臨む彼を見たいと思う。

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December 14, 2004

わが魂は神に触れゆく

「佐渡も海も茜に染むる浜に立てばわが魂は神に触れゆく」

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母、早紀江さんの歌である。
度重なる偽りの情報に加えてこの度提供された「遺骨」が別人のものだなどという 、信じられないような試練を一つずつ克服しながらのお母さんの上に、神のご加護を祈るばかりである。
経済制裁の議論も盛りあがっているが、外交以前の情理が欠落した無法国家を動かすのは一筋縄ではいかないだろう。
神の存在を信じて、今母親の立場で出来ることを考えたい。

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December 13, 2004

鹿児島で14世紀の日本地図

鹿児島県坊津町教育委員会は、同町歴史資料センターにある古文書に、現存するものとしては最古級とみられる14世紀の日本地図があることが分かったと10日発表した。
作者や年代、書かれた場所も特定されており、町教委は「貴重な歴史資料」としている。
 確認された日本地図は、幅約14センチ、長さ約72センチで細長い形。「建徳元年極月10日肥州山鹿庄於/金剛乗寺書寫畢/金剛資隆尊」と朱書きで記され、1370年に現在の熊本県北部にある寺で「隆尊」という人物が描いたとみられる。
 町教委は「年代、作者、書かれた場所まで特定できる資料としては最古の資料。中世の宗教観に裏打ちされた当時の国土観がうかがえる」と話している。(共同)

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December 12, 2004

「オレタチ」という植物

「おれおれ詐欺」など、いわゆる「振り込め詐欺」の被害は後を絶たないようだ。
暮に向って、十分気をつけましょう。
ところで、「オレタチ」という植物がある。
オレンジとカラタチ(共にミカン科)から生まれた、そのまんまと言うネーミングではあるが、実は「細胞融合」と言う、人工授精のような形のバイオテクノロジー技術で生まれた植物(GARDENさかもと∥ガーデンめいと 12/11 より)。
まだ食用段階ではないが、千葉県野田市にあるキッコーマン株式会社の「ものしりしょうゆ館」に植栽されているとか。
「ワタシタチ」というのはないんでしょうか?

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December 11, 2004

アフリカ女性、初めてのノーベル平和賞を受賞

ノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーのオスロ市庁舎で行われ、ケニア前政権の圧政に立ち向かい、植林活動を通じてアフリカの女性の地位向上に努力してきたケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさん(64)にメダルと賞金1000万クローナ(約1億5500万円)が贈られた。アフリカ女性がノーベル平和賞を受賞したのは初めて。
 ノルウェーのノーベル賞委員会は今年、1901年の創設以来初めて、平和賞の対象を環境分野などにも拡大、歴史的な節目を迎えた。
 マータイさんは受賞演説で「持続可能な開発、民主主義、平和が不可分だと気づく時だ」と、新しい平和観への発想の転換を訴えかけた。

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December 10, 2004

フライパンの革命

一個一万円もするフライパンがバカ売れであるという。入手難で、今申し込んでも手に入るのは二年半後で、ネットオークションでは、このフライパンが定価の三倍でやりとりされているとも言う。
1.5ミリ厚さの「魔法のフライパン」である。

肉厚に挑んだおかげで熱伝導効率が高まり、シャキシャキの野菜炒めや、パサパサのチャーハンが家庭のコンロで作れる。つまり一流シェフの味が普通の主婦でも出来るということだ。
肉厚3分の1への挑戦。
その奮闘ぶりを、文才あふれる奥様が「日経ビジネス」誌にFAXを送信。ニュースリリースである。
やがて同誌に取り上げられてからは、全国から引き合いが殺到。さらにネットでの注文を受け付けてからというもの、お客の順番待ち行列が長引く一方だという。
そうした鋳造技術を他の製品に応用されることも期待されている。

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December 09, 2004

老人は老人

インフルエンザの予防接種のために、久しぶりに家庭医の久美子先生に会った。
80歳の年を感じさせないお元気さである。
久美子先生いわく、
「私、老人は老人であって、壮年とは違うと思うのです。
暦をそれだけめくってしまったら、“よたよた”しながら生きていくほかないと思うんです。
傍からみれば、その“よたよた度”にちょっと軽重があって、“お元気老人”と“そうでない人”とにわかれて見えるだけだと思います。
“お達者老人”がテレビなどに出て元気さを誇っているのは、よたつきながら頑張っている大多数の老人に対して失礼じゃないかなぁと思うのです」と。

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December 08, 2004

なくて七施

このところの地震や台風などの災害に悪乗りして共同募金会のような名を騙り、義捐金などを騙し取る犯罪が起きているという。
布施という行為がある。
五木寛之さん(幻冬舎「みみずくの日々好日」)によると、布施とは、ただ貧しい人や僧の共同体を応援することではない。それは出家して戒を守り、信仰一筋に生きることの出来ない世俗の私達にもできる、一つの行であるという。
この布施には、金銭を出すこと以外にもいくつかの種類がある。
その中で、それほどの財もなく、智慧も慈悲心もない人間にもできるという「無財の七施(しちせ)」は 
1、眼施(がんせ=あたたかく相手をみつめる)
 2、和顔悦色施(わがんえつじきせ=にこやかにほほえむ)
 3、言辞施(ごんじせ=優しい言葉をかける)
 4、身施(しんせ=精一杯お世話を)する
 5、心施(しんせ=いたわりの気持ちで接する)
 6、床座施(しょうざせ=他人に席をゆずる)
 7、房舎施(ぼうしゃせ=あたたかく人を部屋に迎える)

私にも出来そうな気がしてきました。

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December 07, 2004

9000年前の酒

先日の「酒は本当に百薬の長なの?」には男性数名の反論があって、魔女仲間では“酒飲みの(特に男性)口実はすべて自分の都合のいいようにしか存在しないんだから”と陰口きかれています。
それはそれということで、今日は化学分析によって明らかにされた世界最古級の酒について。
米科学アカデミー紀要の電子版に発表されるという分析結果によると、中国河南省にある約9000年前の新石器時代の遺跡で見つかったつぼの破片から、コメやはちみつ、ブドウなどで造られた酒のような発酵飲料のかすが12月6日までに検出された。
中国でこの時期に発酵飲料が造られていたことは、つぼの形状などから推定されていたが、化学分析で証拠が明らかになったのは初めて。
中東で造られていた大麦のビールやブドウのワインと並び、世界最古級の発酵飲料だという。

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December 06, 2004

私の心は燃えているか

クリスマスを前にポインセチアの鉢をプレゼントされた。
ポインセチアはメキシコ原産の常緑低木で、メキシコ大使のアメリカ人ジョエル・ロバーツ・ポインセットに因んで名付けられたとか。
別名 は 「猩猩木」(しょうじょうぼく)、猩猩は中国の想像上の怪獣で、猿のような顔をもち、毛は紅色。この毛の色がポインセチアの赤い色を思わせるのだろうか。
 
   - 極月に 人の心は燃えるから
        ポインセチアの赤、クリスマス -
             俵 万智『花束のように抱かれてみたく』より
     
        ポインセチアの花言葉は“私の心は燃えている”

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December 05, 2004

酒は本当に百薬の長なの

定率減税の廃止に絡んで検討されていた「第三のビール」の増税が見送られそうだ。
発泡酒に続いて人気の高いこの「ビール風味飲料」はエンドウマメを素材にした新商品とか。
税率が低く売れ行きがいいのが狙いうちされた格好の増税騒ぎだったようだが、「企業努力を損ねる」という反論で今回は見送りに。
日経の12/5付春秋によると、酒税の歴史は紀元前にたどりつくらしい。
そして“酒は百薬の長”という言葉は、漢の時代、塩や鉄とともに酒の専売制度を強化して国庫収入をふやすためのキャッチフレーズだったという。
市場の求めに応えて登場した新しい酒に課税の網を強め、税収を確保するというその手には乗らないぞ?!

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December 04, 2004

ふくろうの夫婦はなぜ仲良しか

古くて くずれかかった石の壁の中に、ふくろうの夫婦が住んでいました。二羽のふくろうは、来る年も来る年も、とても幸せに暮らしていました。
近くには、いろいろな鳥がいましたが、この鳥たちの考えることは食べることや飲むことばかりで、年がら年中ケンカばかりしていました。
ある日のこと、くじゃくは ふっと、どうして ふくろうの夫婦は けんかもせず仲良く暮らしているのだろうと思いました。他の鳥たちも そう思いました。そして、それはどうしてかと ふくろうの夫婦に たずねに行くのでした。
・・・
『しあわせな ふくろう』(文 ホイテーマ、絵 チェレスチーノ・ピヤッチ:福音館書店 )を読んで、少し悩んでいます。
淡々さんの「川の手歳時記」には、今“梟と木菟”がいっぱいです。

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December 03, 2004

嘘つきなやさしい知性

映画「やさしい嘘」を観た。
フランスへ出稼ぎに行った息子オタールの消息が途絶えている。
その息子はすでに事故死しているのだが、その事実を90歳になる母エカに伝えることは忍びない。
娘と孫娘は、嘘を重ねて隠し通すことに悩み迷っている。
ついに老母は、家宝とも言うべき夥しいフランス語の古書すべてを売り払い、不可能とはねつけられたフランスへの入国ビザを「行方不明の息子に、死ぬ前に一度会いたい」と、“老い”を武器に見事取得。女三代のパリ旅行である。
息子の住むアパートを探して、ひとりで街中を歩き回った老母に待っていたのは悲しい現実であった。
そして、彼女の帰りを心配そうに待つ娘と孫娘に言う。
「オタールはもういなかった。
成功をめざす人達の憧れの地、アメリカに行ったんだよ。でもあの子ならうまくやっていける。私たちのことをきっと忘れない。いつか手紙をくれるよ」と。
エカおばあちゃんのやさしい嘘は、家族に新しい絆をもたらした。
孫娘は、夢を実現して自由を手に入れるためパリに残る事を決意し、頑なだったその母はまるで子どものように年老いた母エカの胸に泣き崩れる。
家族はそれぞれに新しい人生を歩き出した。
やさしい知性に裏打ちされた嘘は、哀しくも美しい。

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December 01, 2004

あなたは、「へへののもへじ」派ですか、それとも「へのへのもへじ」派?

かつて東京では、人の顔を描く子どもたちの絵描き歌は「へへののもへじ」だったという。
秋永一枝さん(早稲田大学名誉教授)の1975年以来の高年層調査でも全員が「へへののもへじ」だった。
つまり、眉毛を2本描いた後に目を入れる。
しかし、若い人々は「へのへのもへじ」が多かったという。
これは、幼児向けのテレビ番組で、「へのへのもへじ やーい」の歌が放送されたことによると秋葉さんは話している。
それまで関西では、最後に丸い輪郭を描く「へのへのもへの」が一般的だったが、同じ頃から「へのへのもへじ」が大勢を占めていったらしい。
私は、東京っ子ではないのからか「へへののもへじ」なるものは聞いたこともありませんでした。 

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