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October 31, 2004

今日もころがっている冬瓜

 店頭の緑色をした長円形に惹かれて、冬瓜を衝動買いしてしまった。
平安時代から栽培されているというウリ科のつる性1年草の果実である冬瓜は、夏に収穫される。
保存性が高く、丸ごと冷暗所においておくと冬まで保存出来ることから「冬瓜」と呼ばれ、香港やインドなど暑さが厳しいところでは、トウガン料理は夏の風物詩なのだとか。
体のむくみを取るなどの効果もあるそうだ。
一度は、横浜中華街の「大珍楼」の冬瓜スープを真似て、冬瓜の外側に鳳凰の彫刻が刻んでみたいとベジタブル・カービングを始めたのだけれど、まだ本日もキッチンの隅っこにころがっている。

  ねんてんという俳人がころがってあの冬瓜になった、おそらく     
                             坪内稔典

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October 30, 2004

敬語あれこれ

カウンターで商品の代金を払おうとすると、「10,000円からお預かりします」という元気な声。
最近はこちらも驚かない。
それどころか「やっぱり、そうきたか」とカラいれ語という単語を思い浮かべ、ひざまで打ちかねない。
言葉は生きものであり、流行の波に乗って時代を写しながら変化していくのだろう。
コンビニ敬語、バイト敬語といわれる“お言葉”にも、笑顔を返す余裕すら生まれて我ながらあきれてしまう。
もっとも、“わたし的には”死ぬまで使わないと思うけれど。
“よろしかったでしょうか”

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October 29, 2004

物理的に不可能にする

もっと脇を締めて!練習場でコーチの声が飛ぶ。
ゴルフのスウィングは、なかなか自分のイメージ通りにはいかない。
アメリカには大リーグボール養成ギブスよろしく、理想のゴルフスイングになるように矯正してくれるSwing Jacketなる器具があるという。
コルセットのようなこのジャケットを装着すれば、そこに設置されたレールの上を腕が動くようになるので、強制的に理想的なフォームを繰り返し練習することができる。
これをつけていれば、悪いスイングは物理的に不可能になる、というすぐれものだ。

ゴルフのスイングに限らず、やってほしくないことがあれば「物理的に不可能にする」、そんな手段や矯正法があれば揉め事が減るのになぁ。

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October 28, 2004

穴の底の人を勇気づけるもの

 27日午後、新潟県中越地震で行方不明になっていた母子3人のうち、2才の男の子が4日ぶりに奇跡的に救出された。
落石と土砂の奥から救い出される坊やの映像を見るたびに、その土砂の中に一緒に埋まっていたお母さんと3歳のお姉ちゃんのことを思う。
そして、先日観た映画『ピエロの赤い鼻』を思い出す。
「人から笑われる父親のピエロ」が恥ずかしくて、反発する少年に「笑い者」になろうと決めた父親の過去のエピソードがその友人の口を通して語られてゆく。
 第二次世界大戦中のドイツ占領下のフランス。
ある晩、父親と友人ははにわかレジスタンスになり、ドイツ軍事輸送の鍵を握る鉄道ポイント切換所を爆破した。成功したかに見えた爆破だったが、まもなく他の人質と一緒に連行され、ドロドロの大穴に4人で放り込まれた。
 絶体絶命の穴底の4人を、一人の見張りのドイツ兵が何くれとなく力づけようとする。
兵役につく前はサーカスのピエロだったという彼のパフォーマンスに、笑い騒ぐ4人。
このとき少年の父親は、自分もピエロになって人々を勇気づけることを決心したのだった。

 暗くて寒い泥の中で、2才の坊やを勇気づけたものは何だったんだろうか。

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October 27, 2004

アメリカが問われているもの

いよいよ11月2日、アメリカの大統領選の投票日を迎える。
ブッシュか、ケリーか、僅差の大接戦になることは間違いない。
ハーバード大学入江昭教授によると、「今回の選挙の特徴は、どちらの候補を選ぶか有権者のほとんどが態度を決めており、浮動票は1割弱だということにある。いうなれば、米国の政治、米国の社会が、それほどまでに二分されているということを示す。
 その対立は、これまでの“富裕層の多い共和党”“貧困層を含む民主党”といった二項対立構造ではない。右傾化した保守主義か、その反動としての中道リベラル派かという、価値観のようなものに根ざした二極化が進んでいるとみるべきである。今回の大統領選が世界から問われているものは、グローバル化時代における国際社会の新たな秩序のあり方である。」
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 この選挙の結果次第でこの新たな失序のあり方がどうなるのか、国際社会は息をひそめて選挙の結果を見守っている。
 そのような重要な時期にあって、「日本が米国に見習って国家主義、国益中心主義に転ずるのは愚かなことである。米国が国際主義的な姿勢に再び戻るよう、積極的に働きかけてこそ、真の同盟国だといえるのである」と入江教授は語っている。 (「論座」11月号)

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October 26, 2004

ヨン様も地震に胸痛める

 韓国人気俳優ペ・ヨンジュン(32)が、新潟県中越地震に胸を痛めている。
ペ・ヨンジュンは24日午後に「被害状況を詳しく知りたい」と日本の事務所に直接電話。
状況を把握した上で「新潟にいらっしゃる方々のご苦労は、本当に大変なことと思いますが、どうかお力を落とさず、できる限り早く復興できることを心から祈っています」とのメッセージをHPで発信した。
同事務所では「本人の気持ちを伝えるために、微力ではありますが、お役に立てるよう方策を考えていく」と何らかの支援を検討しているという。(日刊スポーツより)

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October 25, 2004

避難所の中学校グラウンドに「SOSメシタノム」の人文字

 このたびの新潟県中越地方を中心にした地震は、25日未明から朝にかけて震度5強を観測するなど強い余震が続いた。
今後も震度6規模の余震が起きる可能性があるという。

地震の被災地各所では物資の不足が深刻で、特に米や缶詰など保存のきく食料や水などが必要になっている。
また、夜も冷え込み、一部では毛布の需要も高まっている。避難所となった小千谷市の東小千谷中学校では、被災者らがグラウンドに「SOSメシタノム」などと書き、救援を求めていた。
各地域によって被害状況が異なるように、必要とされる援助物資の配給もその優先度に差が出てくるだろう。
 地震発生当時からマスコミは、被害の大きさばかりを繰り返し報道している。
被害状況と必需品を地域別に整理して報道するなどの工夫も欲しい。

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October 24, 2004

名は体を現すか、強くなくっちゃ新規球団じゃない?

 22日、県営宮城球場(仙台市宮城野区)を本拠地にプロ野球への新規参入を目指す楽天(東京)の球団名が「東北楽天ゴールデンイーグルス」と決まった。東北6県に生息する国指定天然記念物にちなんだもので、この自然界の王者イヌワシから取った名前に、地元では「勇敢で力強い」と歓迎する声が上がっている。
しかし、ライブドアもすでに「イーグルズ」の名前で商標登録を申請していたことが23日、分かった。
 さらにサッカーJ2ベガルタ仙台のイメージキャラクターも「イヌワシ」で重なっている。
楽天は申請日を明らかにしていないが、商標法は類似とみなされた場合は先に出願した方だけを認可するとしており、楽天が認められない可能性も出てきているという。
どこまでもお騒がせの新規参入2球団である。

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October 23, 2004

残してごめんなさい

 ある日、おばあちゃんとハンバーガー屋に行った。
おなかがいっぱいになったから、ハンバーガーを捨てようとした。だがおばあちゃんはぼくの手を止め、ハンバーガーを捨てさせないようにした。
「昔は戦争をやっていてね。畑も焼けてしまって食べ物がなかったんだよ。」とおばあちゃんは言った。
・・・・・・・・・・・・・
 今の日本には何でもある。もちろん食べ物だって。ぼくたちはそれが当たり前と思っているけど、日本だって六十年前には、飢えていたのだ。これからだって、そういう時代が来るかも知れない、とぼくは思った。
「日本の残飯率が五十%を越えた」という記事を読んでぼくは驚いた。
地球上では数秒にひとりが飢え死にしているというのに。
学校の給食,
「残してごめんなさい」という表情もなしに、毎日たくさんの食べ物が捨てられている。

Yahoo!きっず生徒作文コンクール: 第1回「世界の飢餓を考える」
WFP賞「だれもが生きる権利がある」( 小6:野田 大将君)より

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October 22, 2004

“ババア”という生き物

 あのぅ、今日は私の64歳の誕生日なんです。
絵本作家・エッセイストの佐野洋子さんは、その著作『神も仏もありませぬ』で、「64歳の“ババア”は、もう男でもなく女でもなく“ババア”という生き物だ」と言っています。
ちょっと違うなぁと物申したいところはあるけれども何しろ第3回小林英雄賞受賞者です。
選考委員の堀江敏幸氏は「この『神も仏もありませぬ』にはいくつもの孤独が隠されていて、それらが“老い”という言葉ではなく目に見える現象としてまとまってくる。
老いの発見そのものに新しさはない。しかし発見の過程と得心の間合いがまことに新しい。
老いを心ゆくまで楽しむのでも、先に控えている死を恐れるのでもなく、不機嫌な自分を常に上機嫌で見つめる目の位置が、要所要所で自他を同時に突き放し、甘えを配した文章を生んでいる」と。
 “不機嫌な自分を常に上機嫌で見つめる”ことが出来るなら“ババア”でも、まぁいっか!

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October 21, 2004

85年前の呪いがヤンキースに?

19日、本拠地にボストン・レッドソックスを迎えて行われたア・リーグ・チャンピオンシップシリーズ第6戦で、打線が6安打に抑えられて3連敗を喫したニューヨーク・ヤンキース。判定が2度もレッドソックス寄りに覆るなどツキからも見放され、“バンビーノの呪い”からの解放へ勢いづくレッドソックスに“逆王手”をかけられた。
 1919年シーズン終了後にベーブ・ルースをヤンキースに放出して以来、ワールドシリーズを制していないことから、“バンビーノ(赤ん坊=ベーブ)の呪い”がかかったと言われているレッドソックスだが、今年は3連敗からの3連勝。

 それにしても、ヤンキースのゴジラ松井が活躍すればチームが勝ち、ノーヒットだと勝てない、という四番松井だが、五安打、二本塁打、五打点という大活躍をした試合の後、記者会見で「今の気持ちを英語で言うと?」と聞かれ、ちょっと考えてから「アンビリーバブル(信じられない)」と回答した。
それはいかにも正直で、謙虚な彼らしい発言ではあるものの、ここでこそ一発、四番はオレだと、自他ともに認めさせる発言をしてほしかった。
「今の気持ち?普段通りで気持ちいいよ」と。

 呪いになんかまけるなヤンキース、頑張れ松井!

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October 20, 2004

重さからの解放

 台風という大きなおまけ付きの大雨に、なんとも憂鬱な秋の一日。
気象庁によると、今月の降水量は空梅雨だった今年だけでなく、例年の梅雨時期の降水量を大きく超えているとか。
そんな中で、「重さゼロ」の掃除機の話。
AirRiderなるアメリカのこの製品、掃除機の本体部分がホバークラフトになっている。
写真で見る限りでは「大竜巻アクション」と呼ばれるシステムは納得できないが、これを使えばお掃除も楽しくなりそうだし、なによりも掃除機で床が傷ついたり汚れたりすることがない。

 重さからの解放。
掃除機以外にもそうした発想を活かしながら、老後を軽やかに、華麗にいきたいもの。
といっても、台風一過の落ち葉掃きは想像するだに気が重い。

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October 19, 2004

万葉の時代には「朝顔」と呼ばれていた桔梗

 桔梗が、台風の前触れの雨の中でゆれていました。
秋の七草のひとつに数えられていますが、梅雨時に咲く五月雨桔梗があったり、4月の誕生花のひとつにもなるなど春から秋にかけて,長い期間親しまれる花でもあります。

万葉の時代には桔梗は「朝顔」といわれていたとか。
万葉時代の歌があります。

   こいまろび 恋ひは死ぬとも 
         いちしろく 色には出でじ 朝顔の花


 身もだえして,恋の苦しさに死ぬようなことがあるとしても、顔になど出すものですか。朝顔の花のようには………。というわけですが、くっきりとした花の姿や鮮明な色合いから、心の中を見透かされないようにと思うとき逆に思い出すのは私だけ?。

桔梗の花言葉は『優しい温かさ』『誠実』。

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October 18, 2004

“一肌脱ぐ”英国の「中年ガールズ」

 このたび英国のヨーク大学内に「白血病リサーチ・センター」が設立された。
環境学や遺伝子学の見地から、白血病やリンパ腫の原因を突き止める研究は、これまで各分野の専門家によってばらばらに進められていたが、このセンターの設立によりそれぞれの専門家の横のつながりが出来、包括的な研究が可能になった。
 研究所新設にあたっては、先ごろ英国で大ヒットし日本でも話題を呼んだ映画『カレンダー・ガールズ』の下敷きになった本物のガールズが集めたヌードカレンダー寄付金2億円が資金として提供された。
カレンダーについては中年女性に勇気を与えたという評価もあり、発案者のトリシアさんは「ヌード写真を撮るのに年をとり過ぎているなどとは、みじんも思わなかった。年齢にかかわらず、したいことはするべきだ」と力説している(日経:10/17)。

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October 17, 2004

あなたのとっての優先度,私にとっての重要度

 たまに優先度をつけたメールを受け取る。
しかしこれはよくよく考えればメールの送り手がつけた優先度であり、自分にとっての優先度ではない。
むろん相手の優先度も考慮する必要もあるが、自分の立場からの優先度でメールを整理できればより効率的なメール処理ができそうだということで、役立ちそうなサイトがある。

ClearContextというこのサイトでは、Outlook用のプラグインソフトウェアを販売している。
このプラグイン、受信箱を分析し、メールの重要度を自動解析、重要だと思われる順でメールを並び替えてくれるのだ。
よくメールを送ってくれる人、そして自分がよくメールを返信している人は自分にとってより重要、というようなアルゴリズムで算出しているようだ。メール洪水時代に一つの目安として便利かも。

さてさて、忘れた頃にやってくる天災みたいなあの方のメールは、どのような自動解析がなされることやら??

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October 16, 2004

「史上初」の動物園での大一番

 大相撲の横綱朝青龍(24=高砂)と十両西2枚目時天空(25=時津風)が15日、秋晴れの上野動物園で「真剣勝負」をした。それぞれけいこを終えた昼すぎ、軽装の2人は先を急ぐように動物園に駆け込み、正門横の動物相談室へ直行した。
 事の発端は前夜だった。
同じモンゴルの柔道場出身の2人が、飲みながら激論を交わした。
「プレーリードッグとマーモットは同じ種類か違うか」。相撲以上に熱くなった。
同種を主張する時天空と「違う! 」と譲らない朝青龍。インターネットで調べ、モンゴルに国際電話までかけたが、分からない。
深夜まで約4時間、引くに引けない2人は「それなら明日、昼に上野動物園集合だ」と約束し、勝負は水入りとなった。
 驚いたのは動物相談室の担当者。
いきなりちょんまげ姿の大男が2人、肩をいからせて入ってきた。
事態をのみ込んだ担当者は、協議もなく、あっさりと朝青龍に軍配を上げた。「同じリス科ですが、違う種類です。たとえて言うなら同じネコ科でもトラとライオンぐらい違います」。(日刊スポーツ)

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October 15, 2004

私は誰になっていくの?

 痴呆症の問題を話しあう国際アルツハイマー病協会の国際会議が、15日午前、京都市で始まった。
日本で開かれるのは初めて。患者の人権に関する問題が初めて大きく取り上げられる。
痴呆の人達は感情が乏しいとか、ボケてしまえば当人は幸せとかいった見かたは少なくない。
しかし、最近ようやく紹介されるようになった患者自身の声や様々な活動によって、それらが偏見に過ぎないことを思い知らされる。
若年痴呆患者の焦燥、不安を綴った記録『私は誰になっていくの?』も、世間の無知に警鐘を鳴らすものだった。
今回の会議では日本人の患者もメッセージを発表する予定という。
患者たちはどんな困難に戸惑っているのか、今の痴呆ケアのどこか的外れなのか。
発信を受け止める側の感受性も試される。

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October 14, 2004

郵政民営化と「雁の便り」

先週の土曜日10月9日は、「世界郵便デー」だった。
130年前に万国郵便連合という国際的な組織が生まれた日である。以来、時を超え海を渡って手紙は、時候や移動の挨拶、相談事から恋文と、人々の心を運ぶ器であった。
携帯電話やEメールのやりとりが主流になりつつある現代、そして、情報や物をやりとりする手段が多様化した今、手紙の役割も変わってきているといえる。
折りしも、全国に散在する郵便局や郵便ポストに象徴される郵政事業が、民営化の波に洗われて曲がり角に立っている。
古来、雁信(がんしん、前漢の蘇武[そぶ]が匈奴[きょうど]に捕らえられた時、雁の足に手紙をつけて本国に送ったという故事「漢書、蘇武伝」から、手紙の意)にはじまり、雁書(がんしょ)、雁使(がんし、かりのつかい)、雁(かり)の伝(つて)、雁の玉章(たまずさ)、雁の便り、雁の文(ふみ)など、この故事に由来する類語が多数ある。
秋の季語でもある。

「雁の便り」の風情が、人々の心にしっかりと届く改革であって欲しいものだ。

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October 13, 2004

『やればできる』は魔法の合言葉

 今日から国会では、昨日の小泉総理大臣の所信表明演説に対する各党の代表質問が始まった。
その所信表明である。
この夏の全国高校野球選手権大会で活躍した高校の効果の一節から引用した「『やればできる』は魔法の合言葉」を魔女は聞き逃さない。
「自らを信じて努力すれば、明るい未来を切り開くことが出来る」と、自分自身にも言い聞かせているのだろうか。
自分の才能に甘えることなく、激しい練習と血のにじむような努力を重ねる・・・・魔女の修行も同じとはいえ、人々に勇気と感動を与えるまではなかなかである。

 それよりも小泉さん、希望の持てる世直し、元気の出る国つくりをお願いします。

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October 12, 2004

真実を話さないことはあっても、嘘をいったことはない

欧州最高齢女優エステール・ゴランタンさん(91)が主演映画「やさしい嘘」の公開を前に来日した。
ポーランド生まれのユダヤ人である彼女は、第2次大戦中にはナチスの迫害も体験、戦後歯科医となり、85才から女優として、第2の人生を歩み始めたという経歴を持つ。

「世界を取り巻く環境には色々な苦しみがあるけれど、人間の歴史を振り返ってみると困難な時期があり、それが終わり新しい時期がやってきて……っていう繰り返しでしょう。だからそういう意味ではどの時代に生きていても希望はあると思うわ」と語り、「わたしは真実を話さないことはあっても、嘘を言ったことはないと思う」と。

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October 11, 2004

運動しなければならないという意識

 文部科学省の体力・運動能力調査によると、5年前に比べて中高年は体力が向上していることがわかった。
運動能力調査の対象項目は、握力、ボール投げ、立ち幅跳び、50メートル走、反復横とび、20メートルシャトルラン(20メートルの距離を繰り返し往復する)、長座体前屈(脚を伸ばして座り体を前に倒す)、上体起こしの8項目。
子どもの体力低下が続く中で、40~79歳では、ほとんどの年代で現在の得点のほうが高かったという。
また、40~64歳について、個人の体力の充実度を年齢のごとの平均値に当てはめて表す「体力年齢」も、5年前に比べたところ、実際の年齢より体力年齢が若い人の割合が多くなっていた。
調査に協力した順天堂大の青木純一郎副学長(運動性理学)は「運動しなければならない、という意識が中高年の生活に根付いている」と分析している。

運動しなければならないという意識の欠如に愕然としている魔女っ葉である。

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October 10, 2004

怖いブラックベリー?

 最近、車中や道端で、目にもとまらぬ早業で小さなケータイのキーボードを打っている若者を目にする。
しかし、アメリカではこのケータイメールというのはあまり見られない。
その代わり、新種の端末でメールするビジネスマンを頻繁に見かけるようになった。
PDAに小さいキーボードが並んだもので、その名は「ブラックベリー」。
どうやら、アメリカ人はキーボード配列でないと駄目らしい。日本の高齢者がパソコン嫌いなのは、パソコンが嫌いなのではなく、キーボードが苦手だと言われる。 逆にアメリカ人は、昔からタイプライターに親しんできたので、お年寄りでもパソコンに拒絶反応がないようだ。
飛行機で飛行中でも都市周辺だとメールが可能、ビジネスマンならずとも、どこまでもあなたをメールが追いかける!

なお、本日10月10日は「悪魔のブラックベリーの日」。
言い伝えによると、この日、悪魔がブラックベリーの茂みにクモの巣のベールをかけるので、この後は実を食べたら危ないんですって。

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October 09, 2004

<ノーベル平和賞>ケニアの女性マータイさん(64)に 

マータイさんはケニアの環境副大臣で環境保護活動家。
アフリカ各地に3000万本以上を植林してきたグリーンベルト運動の創設者で、地球環境保護への貢献が評価された。環境分野、アフリカ人女性の平和賞受賞はともに初めて。
 ノーベル賞委員会は授賞理由の中で「森林伐採はアフリカを砂漠化し、欧州など他の世界にも脅威となっている。マータイさんの進めてきた森林保護は地球の生活環境をよりよくしていくために不可欠な要素となっている」としたうえで、マータイさんのこれまでのケニアの経済開発、民主化などへの寄与も讃えている。
 マータイさんは米国の大学で生物学の修士を取得したあと、ケニアで貧しい女性らを動員して約30年前から植林運動を続けてきた。その一方、ケニアの民主化や女性の地位向上、権利保護などの運動家として、かつての独裁体制下で何度か逮捕されたこともあるという。

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October 08, 2004

なぞなぞの好きな女の子

「朝は4本足、昼は2本足、夕べには3本足となるもの何?」とスフィンクスが問いかける謎は古代の旅人を苦しめたと伝えられます。答えは「人間」、幼くは4本足ではいはいし、成長すれば両足で歩き、人生の夕暮れ時には老いて杖をつくというわけです。

日本にもなぞなぞの好きな女の子がいました。
1973年初版の「なぞなぞの好きな女の子」(松岡享子さく、大社玲子え、学習研究社)です。
キュートで天真爛漫な女の子は、ある日なぞなぞの相手を探しに森へ出かけました。そこで出合ったオオカミは昼に食べる子どもを探していました。女の子は早速オオカミになぞなぞを仕掛けます。
気のいいオオカミは女の子を食べたくてうずうずしていましたが、ついついなぞ解きに深入りしてしまいます。
ヒントを貰っても貰ってもとんちんかんな答えに、親子で何度も何度も笑いました。

 21世紀の子ども達のなぞなぞも、オオカミをひとひねりするようなたくましさがあるのか。
不安いっぱいの現代の大人社会の謎めいたおどろおどろしさが、旅人を苦しめたスフィンクスの謎のように子どもたちを悩ませないよう、祈るばかりです。

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October 07, 2004

育幼は養老なり

 今、0歳児の89%が、在宅育児だという。
夫が仕事に出た後、ひとりで子どもを育てているいわゆる“専業ママ”すなわち“在宅保育ママ”がたくさんいるというわけである。
そんな在宅保育ママは、ずっと子どもと家に閉じこもりっぱなしで、子育ての不安が嵩じ、自信喪失に陥るケースが多いのだという。
昔は、近所に祖父母や親戚が住んでいて、子育てをしていても、ひとりきりという感じはなかった。
最近になって厚生労働省は、こうした在宅保育ママを援助するために「つどいの広場」事業を始めた。
シニア社会学会・次世代育成支援研究会座長なども務めるノンフィクション作家沖藤典子さんは、こうした地域型保育施設で自分の孫だけでなく、他人の孫を世話する子育てボランティア「孫育て」を提唱。
参加する人が増えていけば地域の「子育て力」を高められると言い、江戸時代の「育幼は養老なり」という言葉を紹介している。
そして“人間として生まれた以上、小さい子に愛情を注いで老いて行くというのは、晩節を温かいものにすると思います”と語っている。

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October 06, 2004

パソコンとそろばんで想像力を鍛える

 今、こどもや高齢者の間で、「計算ドリル」「音読」「漢字の書き取り」といった脳の鍛錬法が盛んである。
高齢者にとっては、物忘れを防ぐ、呆けにならないなどそれなりの効果があるのだろうが、子どもたちにとっては、あくまでも脳のトレーニングであり、万能な学習方法ではないことが注目され始めてきている。
確かに、人間や社会の把握に欠かせない、概念の理解や想像力の発達まで「百ます計算ドリル」で促すことは難しい。そこで、百ます計算で有名な陰山英男先生は、子どもたちの想像力を育んでいく時間としてコンピュータとそろばんを使っていくことを計画している(「いきいき」11月号)。
 コンピュータというのは画像をコントロールできるもの、そろばんは珠の位置を置き換えることで数字を表し、それの移動によって数値を変換する。その処理が、脳の中でイメージをコントロールする訓練になっているのではと考えているのだという。
 そろばんが、おけいこごとの定番であった魔女世代としては、コンピュータとそろばんの組合せは意表をつくものではある。

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October 05, 2004

ある夜の降霊術師

過去84年間塗り替えられずにきた大リーグ年間最多安打記録についての、イチロー余話である。

「ロジャース・ホーンズビー、アル・シモンズ、ビル・テリーといった安打製造機も、ルー・ゲリック、ジョー・ディマジオ、テッド・ウィリアムスといった天才も、ロッド・カルー、ウエイド・ボックス、トニー・グウィンといった職人も、だれひとりとして破ることが出来なかったのだ・・・・」
そして、4年連続200本安打記録に関してはロイド・ウェイナー、ジョニー・ペスキー、2ヶ月連続の月間50安打については、ジョー・メドウィック、4年間通算安打数についてはカービー・パケット ・・・・と耳にしたこともない名前が続き、「それにしても、と私はつくづく感心する。数字の語りかけてくる事柄もさることながら、イチローが呼びだしてくれた伝説的プレイヤーの数は、いったい何人にのぼるのだろう。
・・・・・・・・・
これではまるで『ある夜の降霊術師』ではないか。
驚くのを通り越して笑い出してしまう。・・・・・・・
数少ない例外を除いて、イチローと比較されるのは、1930年以前に活躍した選手が多い。19世紀に全盛期を迎えた選手もいる。
つまり彼は、デッドボール・エラ(飛ばないボールの時代)の選手たちを現代に呼び戻した。彼らの価値や魅力を大リーグの考古学者だけにではなく、ごく普通の観客にも伝えた。
パワーだけが大リーガーの条件ではないことを再認識させた、と言い換えてもよい。
その功績は大きい」。   (芝山幹朗 ヒットパレード 朝日新聞社「一冊の本」10月号より)

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October 04, 2004

84年を超えて、娘も孫も祝福

 10月1日、レンジャース戦3回に258安打を達成したイチローが駆け寄った先には、1920年に257安打したシスラーの長女、フランシス・ドラックルマンさん(81)がいた。
スタンド最前列で観戦した81歳の女性と背番号51が握手した瞬間は、84年の歴史を感じさせなかった。
 「この場にいることができて光栄です。私の父は“ジェントルマン・ジョージ”と呼ばれていましたが、イチローも紳士でした」フランシスさんは、酒もたばこも一切口にしなかったシスラーと、野球に打ち込むイチローを重ねるかのように話していた(スポーツ報知)。

 また、シスラーの孫、ウィリアム・ドラッコルマン氏 も「母のフランシス(長女)も私もイチローに会うのをずっと楽しみにしていました。というのは、イチローが祖父のように野球を大切に考え、野球に対して学ぶ姿勢が強い人だと聞いていたからです。しかも、祖父が亡くなった年(73年)に生まれたイチローが、祖父の記録を抜くことに運命的なものも感じました。
 私の祖父、ジョージ・シスラーは長い間忘れられた存在で、私たち親族はそのことに不満を感じていました。それがイチローのおかげで、シスラー本人と彼の記録に光が当たり、私たちも素晴らしい経験ができたことを心から感謝しています」と語っている(スポーツニッポン)。

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October 03, 2004

バットあれこれ

 いつもの通りのしぐさで、いつもの通りのバッチングでセンター前にはじき返し“伝説のプレーヤー”となったイチロー。
小走りにベンチからグラウンドに駆け上がると、いつものように入念な準備運動をし、右足のかかとを軽くバットで叩き、その足からバッターボックスに入った。
 そのイチローのバットを10年余りにわたって作り続けた職人さんがいる。
岐阜県の久保田さん61歳。イチローのバットは細くてボールをとらえる部分が小さいのが特徴だといい、数多くの名選手のバットを手がけてきた久保田さんも「よほどバットコントロールがうまくないと扱いきれない」と舌をまく。若くて重くしなりのある木だけを選んでいるのだそうだ(日経、10/02)。

 その木である。
アオダモというモクセイ科の広葉樹で、北海道産は最適の木製バット原料になる。
しかし使えるまで育つのに約70年かかる上、1本の原木からバット4~5本しかとれない。
いずれ確実に不足するだろう。
その苗木を植林し続けている「アオダモ資源育成の会」がある。
イチローの快挙ばかりでなく、新規加入球団などで揺れる日本のプロ野球界と、何かと話題のスポーツの秋であるが、70年先を考えて活動している人達もいる。

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October 02, 2004

「ジャパニーズクール」の輝き

「ジャパニーズ・クール」という言葉を最近、よく聞く。
「クール」は「かっこいい」といった意味あいで、アニメやポップミュージック、建築、料理など、世界を席巻し始めた日本発の文化に対して使われている。
訪日した米国人ジャーナリストが、若者を中心としたポップカルチャーを目の当たりにして命名したもので、彼は「日本は文化大国だ」と主張している。
浮世絵が世界に衝撃を与えてからほぼ100年。
日本文化は新たな姿を世界に見せ始めている。

さてイチロー、米大リーグ史上シーズン最多安打の記録達成である。
持ち前の「振り子打法」を発展させて大リーガーの打球をはねのけ、小柄で早い足を生かして84年ぶりという大偉業。
こちらも「ジャパニーズクール」の輝き(日経10/02、春秋)である。

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October 01, 2004

152年後、「人類最速」の金メダルは女性の胸に?

 五輪100メートルのタイムは、1920年代の男子10秒台、女子12秒台だった。その後はほぼ直線的に短縮され、先月のアテネ五輪では男子9秒85、女子は10秒93と、男女差は縮小傾向にある。
英国科学誌「ネイチャー」によると、“オックスフォード大研究チームはこれら約00年間の優勝記録を分析。女性が急速に記録を短縮しているため、この傾向が続けば2156年の直前で男女が逆転。2156年大会では女子8秒08という驚異的なタイムが達成可能となり、男子の8秒10を上回るだろう”という。
「人類最速」をかける100メートル決勝で男女戦わば、金メダルを胸にするのは女性だということになる。

 肉体的に男女が逆転すれば、本当に尻に敷かれる男性が増えてしまう???

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