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September 30, 2004

インターネットで孫と握手

「高齢者が喜びと生きがいを感じる新しい形のコミュニケーションの実現を目指し、地理的に離れた高齢者と家族や孫達がインターネットを介したスキンシップを図るためのシステムを研究」している熊本電波工業高等専門学校電子制御工学科柴里先生のよると「現在のインターネットで主に交換されている情報は視覚、聴覚に働きかける文字、画像、音楽によって構成されているが、地理的に離れた高齢者と家族がスキンシップを行うためには、肌と肌が触れ合っているという力覚情報の相互交換が必要不可欠である」。
 物理的な刺激をインターネット経由で与えることにより、コンピュータ端末間の距離感を短縮し、より現実に近いコミュニケーションを可能にするというものらしい。(中山隼雄科学技術文化財団:報告発表より)
 遠隔操作用ロボットハンドの開発、インターネットをベースとしたスキンシップシステムの構築によって、海の向こうのLISAと握手する日が来るのは近い?

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September 29, 2004

辛抱強く月を待つ

 列島に接近している台風21号のせいか秋雨前線のしわざか、昨夜中秋の名月、十五夜お月さんが姿を見せた地域は限られていたようだ。
しかし、雲に隠れた名月でも、どこかほの明るく見えるのを「無月」、雨に降り込められて姿を見せない名月でも「雨月」と名づけてその薄明かりからの神秘的な風情を味わう。
雲も雨も、月に寄せる人々の思いはさえぎることが出来ないようだ。
 そして、十五夜がだめなら、その翌日の十六夜にためらいがちに出る月を待つのが風流の道。
十六夜が雨でも、次の夜の立待月に期待し、それも姿を見せなければ翌日は居待月。
さらに次の日は床に入ってからも月を待つ臥待月。そして名月から五日目には深更まで深更月(ふけまちづき)・・・・。
 なんとも辛抱強く月を待つ。    (9/29日経「春秋」より)

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September 28, 2004

残念ながら、選手としては認められない

第2次小泉改造内閣が発足して、小粒だのノウサプライズだのかまびすしいことである。
残り2年の任期を「郵政」に集中した感のある小泉流で日本の舵取りは大丈夫なのだろうか。
ますます政治からも目の離せない秋である。
 その小泉さんのヤンキースタジアムでの始球式について、ヤンキース・トーリ監督は次ぎのように語っている(日経;9・28)。

 小泉総理とは、ダッグアウトで少し話す機会に恵まれた。
「ヤンキースの4番を務めている松井君は日本人の誇りです」と話していた。総理はとても気さくで、ユーモアのセンスのある方だという印象が強い。
でも、私にとって強烈な印象を植えつけたのはあのヘアスタイルだったかもしれない。ヒデキが「一時、日本でも“ライオンヘア”といって話題になりました」と教えてくれた。
残念ながら我がチームには「髪やヒゲを伸ばしすぎないこと」「きちんと髪を切ること」というルールがあるため、選手としては認められない。

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September 27, 2004

老化は「治療できる病気」?

 アンチエイジングという言葉が雑誌や広告などにあふれている。
抗加齢と訳されるこの言葉はこれまで化粧品や美容外科で使われることが多かったが、最近は内科や眼科などの医療分野にまで広がっている。
米国では盛んだという心臓病、脳血管障害などを未然に防ぐ治療法「キレーション」もいまやわが国でも高齢者の間に口コミなどで広まっている。
また長寿の人はミトコンドリアの中に特別な遺伝子を持つというが、その有無を調べて長寿の可能性を判定するクリニックも出現した。
これらは、老化を自然現象ではなく、治療可能な病気として捉えている。
120歳以上ともいわれる人間本来の寿命を縮めず、元気に過ごせるよう生活習慣の改善や体調管理などにあたる。長い余命を有意義に過ごしたいと考える高齢者にとって魅力的な話ではある。
 しかし、本当にその治療法や予防法は正しいのか。
アンチエイジングに商機を見つけたいと考える企業の商品開発なども含めて「現在は玉石混交」と日本抗加齢学会では警告している。

 2000年以上前、秦の始皇帝は不老不死の薬を探し求めたという。中世ヨーロッパの錬金術師もしかり。
老いは治療できるのか、その研究は始まったばかりである。

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September 26, 2004

『げたタップ』に沸いた敬老会

 鹿児島県平河小学校で行われた校区敬老会では、金港湾高校の2年4組38人による『げたタップダンス』で会場が大いに沸いた。
全員がげたをはき、音楽に合わせてリズムよく床を踏み鳴らしながら踊ると、みんなが目を見張った。
 会場のお年寄りの一人は「下駄の音色が懐かしく昔を思い出した。ダンスは力強くてげたとよく合う。
元気づけられた」と話している。
 『げたタップ』は6月にあった同校文化祭の演目として1ヶ月間、クラス中が毎日2時間ずつ特訓した。
評判がよく、敬老会でのアンコール公演となったもの。   
(南日本新聞9月21日)

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September 25, 2004

Satsumaと薩摩とみかん=同窓会メーリングリストで沸くお国談義

この夏、アメリカ南部を車でまわった時、Interstate 65 (高速道路65号線)でアラバマ州を南下していたとき、 Satsuma という小さな町の表示にさしかかりました。興味を覚えて高速を降り、ガソリンスタンドのアンちゃんに由来を聞いてみたところ、果たして昔この辺一帯でみかんを栽培していたことによる、とのこと。
「サツマというのは日本の南端の地域の名称で、今は鹿児島というんだけど、おれ達はそのサツマの出身なんだよ」と話してびっくりさせてやりました。

西欧社会で「みかん」のことを「サツマ」と呼ぶことは例があちこちにあるようです。
よく買い物をしていたイギリスのスーパーではみかんを Satsuma と称して売っており、産地はウルグアイでした。

また、以前テネシー州のナッシュビルの市街を歩いていたらSATSUMA というレストランがあり、ここでも興味を覚えて(やっぱいカゴッマの人間じゃらい)、由来を聞くために食事したことがあります。
このレストランのオーナーはカナダ出身の人で、カナダにいたとき「みかん」の輸入業務に携わっていた、ということでレストランの名前を SATSUMA にした由。
(蛇足ながら)料理はなんということはない、うまくも不味くもないただのアメリカの料理。

「みかん」のことを satsuma と言うことについて、I君から電話があり、薩摩からの留学生がイギリスにみかんを持ち込んだから、という情報がありました。
これは生麦事件のあと、ご存知、薩英戦争となり、喧嘩をすますと相手と仲良くなるというお馴染みのプロセスで、幕府など無視して薩摩藩がイギリスへ若者を送り込んだわけで、その際、みかん(おそらく小みかん)が持ち込まれた、と察せられます。
・・・・・・・・・・・
また一方、明治初頭、アメリカの外交官夫人が薩摩からみかんの木を取り寄せ、本国に持ち帰った、という説もあるようです。
そのため、小生が通りかかったアラバマの Satsuma のほかに、確認はしていませんが、フロリダにも同名の町があるとのこと。 
 (十鶴会メーリングリストから)

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September 24, 2004

テーマは[織姫と彦星] =アイデアと技術力を結集した若者達

 2004年ABUアジア・太平洋ロボットコンテストが先日、ソウルで開かれ、20チームが参加した。
競技は、赤・青の2チームの対戦形式で、「得点エリア」に自チームの色のギフト(立方体)を入れることと、未完成の「カササギの橋」を完成させることにより、得点を競うものである。3分の競技時間終了時に、より多く得点したチームが勝ちとなる。ただし、自動マシンがゴールデンギフトを持って完成した「カササギの橋」を渡り、「織姫の手」に置くと「リユニオン(再会)」、その時点で勝ちとなるというもの。
日本は、過去2大会の屈辱を胸に東大の最強チームで挑んだ。しかし、国内予選で無敵を誇った彼らの織姫の手の上で開くべき守護マシンをはじめとするマシンがことごとく不調、予選での敗退となった。

 注目はロボコン大賞を獲得したモンゴル科学技術大学チーム、まさに戦国時代のチンギスの騎馬部隊のような勢いだった。
予選敗退とはいえデザイン賞受賞の東大チームは、「負けて初めて自分たちのことがわかった。
この悔しさを明日につなげるバネにしたい」と語り、来年への挑戦を誓った。

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September 23, 2004

明日の気持ちを今知ることはできない

マリナーズのイチローが21日のエンゼルス戦で5打数5安打。
メジャーの年間最多記録の257安打にあと「14」とした。
前日歴代15位タイとなったシーズン安打数では、この日だけで一気に6人をごぼう抜き。
追い越した一人に3年前の自分がいる。
この自己最多更新に「自分のベストを超える可能性があるなら、超えないといけない」と語り、この日5本目となる左翼線安打を放った直後には、敵地で異例の喝采を浴びた。
残り11試合。
1安打ごとに未知の領域に進むことになるイチローは「明日の気持ちを今知ることはできません」と。(アナハイム=共同)

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September 22, 2004

国籍に誇りを持っているかどうか

 猪口東大教授らは、アジアの国々の研究者と協力して各国の人々の気質について調査を行った。
この調査項目の一つ「あなたは自分の国に生まれたこと(国籍)を誇りに思いますか」という質問がある。
タイ、インド、ベトナム、韓国、中国など10カ国の平均で88%の人が自分の国籍に誇りを持っていると答えたという。
最高位はタイで100%近い人が、以下8位の中国83%まで、8割以上の人が自分の国に誇りを持っている。
その中で日本は最低であり、3分の1強の人が日本人であることに誇りを持っていないのだ。
 一方、自己の国籍を「極めて誇りに思っている」という人々の誇りが最も低いのが韓国。
2割弱の韓国人だけが「極めて誇りに思っている」に過ぎない。
今流行の韓国ドラマや映画の背景にあるものが、国籍の誇りではなく若者の生活スタイルの共通意識にあることの証明かもしれない。
 

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September 21, 2004

鼻とまぶたの動きで操作する「マウス」     気易くウインクしないで

 カナダの発明家がこのほど、鼻とまぶたの動きで操作するコンピューター用ポインティングデバイスを 開発した。
名前は『ノウス』(Nouse)。
「Nose as Mouse」(マウスとしての鼻)というフレーズを短縮した造語。
 システムは、コンピューターに接続されたカメラと、動作認識ソフトウェアで構成される。
カメラから入力されたユーザーの顔の映像から、鼻の動きをソフトウェアが認識し、画面上のポインターの動きに変換。また、意図的なまばたき(2回連続したまばたきなど)やウインクが、マウスのクリックとなるというもの。

ハンズフリーになることで生産性向上が見込める作業用として、身体障害者向けのデバイスとして期待される。

               (ホットワイアード・ジャパンより)

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September 20, 2004

口上名人19代は旅館の大女将

 昨秋、筑波山名物「ガマの油売り」 の口上名人19代を引き継いだのは吉岡久子さん。
亡くなったご主人は、筑波観光協会の元会長で、ガマの油売り口上の普及に大きな貢献をした人物だという。
 1943年、薬事法の改正によって露天商が薬品を売ることが出来なくなり、ガマの油売りも次第に姿を消していった。
 30年間務めた18代岡野寛人さんは筑波山の麓で生まれ育った。
子どものころから口上の見事さに惹かれており、それが消えてしまうことを残念に思い、独学で口上を学び始めた元校長先生である。
 ガマの油売り口上は1回、20分かかる。
96才の岡野さんは、「体力には自信があるが、さすがに寄る年波には勝てない」と引退を決意、女性名人の誕生となった。(日経9/20)

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September 19, 2004

孫の代まで残したい言葉調査

 出版社「宣伝会議」(東京)が20日の敬老の日を前に、60-90歳の男女300人を対象に『孫の代まで残したい言葉』をアンケート調査したところ「いただきます」がトップになった。
 2位は、季節感が豊かだった時代へのノスタルジーからか「暑さ寒さも彼岸まで」。
3位の「覆水盆に返らず」では、“どんなことをしても簡単に解決すると思っている若者が多い”と意見を付けた人もいて、現代の若者に対する不満もにじんだ。

 また『残したい昔からの教え』としては「親しき中にも礼儀あり」がトップ。
2位は「遠くの親せきより近くの他人」。
「苦労は買ってでもしろ」が3位、「芸は身を助く」が4位と、若者に生き方をアドバイスするようなことわざが上位に入っている。
                                              (共同通信)

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September 18, 2004

80歳の花嫁募集中、温泉町の敬老会

静岡県南伊豆町下賀茂区の敬老会をのぞかせてもらった。
人口10339人、高齢化率32.9%の町である。

下賀茂区の70歳以上は229人とかで、本日は69人の参加。
下賀茂温泉ホテル伊古奈の宴会場は、同ホテル板長さんのご自慢の料理が並び、お洒落したおばあさんたちの中で、数では負けても元気のいいおじいさんたちの声が華やぐ。
国旗に敬礼、物故者に黙祷と続いて、記念品贈呈、そして乾杯。
いよいよお待ちかねの余興は、唄、踊り、詩吟と多彩である。
ご当地ならではのカラオケ「お吉ものがたり」、88歳の日舞「長良川艶歌」、80歳の詩吟「古城」は、花嫁募集中の挨拶つきであった。
いつまでもお元気で。

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September 17, 2004

映画[LOVER](原題:十面埋伏)を観る

 唐代の中国、楊貴妃を得てのちの玄宗皇帝の治世。悪政が横行し内乱が頻発する荒んだ時代に、国を守ろうとする者と討ち滅ぼそうとする者たちの熾烈な争いがあった。
そんな中、二人の男と一人の女が国をも動かす謀を仕掛ける。
女は芸妓に身をやつした反乱軍首謀者の盲目の娘。
 この絶世の美女をめぐる愛憎のストーリーのめまぐるしい展開に加えて、まるで水墨画の世界に紛れ込んだような山々と緑という一色でありながら、かつ濃淡を放つ竹林の自然の美しさ、戦いの場で紅葉から反転、白一面に全てを被い隠す雪にも圧倒される。
さらに華美で極彩色に彩られた遊郭、ワダミエさんの人々が纏う華麗な衣装などの計算された美しさもさすがである。

 しかしなんと言ってもイチ押しは、「傾国」の名の通りのチャン・ツィイーの美しさであった。

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September 16, 2004

老化笑い飛ばすシルバー川柳

「呆けちゃった」難を逃れる名セリフ
 補聴器を外し無敵の父となる

20日の敬老の日を前に、全国有料老人ホーム協会が募集した第4回「シルバー川柳」に14000句以上が集まった。

 おれおれと名のって妻にすぐ切られ
世相とは言え、用心深い妻には電話のマナーもないがしろには出来ません。

 こんにちは笑顔で答えて名を聞けず
なんだか顔見知りのようなそうでないような、まぁこの年になればみんな友達ですけど。

老化を笑い飛ばして、バラ色の老後です。

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September 14, 2004

中国四千年の歴史が女性のお肌のトラブルも救う?

 女性を取り巻く環境は、良くも悪くも大きく変化を遂げた。
これまで保守的だと言われてきた社会が少しずつ変わることで、女性にもたくさんの選択肢が与えられるようになったが、その結果、数年前よりはるかに忙しく、ストレスを訴える女性も増えた。
当然、肌や体調の不調を訴える声も多い。

 そういった現代女性の悩みの解決の糸口となったのが、中国四千年の歴史に培われた中医学を取り入れた化粧品の開発である。
これまでのスキンケアと発想を異にしており、肌の調子が良くないのは、「何かが足りないからではなく、何かが溜まっているから」と考える。
つまりからだの中で滞っているもの、溢れている不要なものを排出・循環させるとともに、足りないものを補うことで、肌とからだ本来の機能を正常化しようというのである。
 これで、あなたもお肌のトラブルから救われる?

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September 13, 2004

パラリンピック記念に手話狂言上演

 共同通信(9月12日)によると、アテネ・パラリンピックの開催を記念し、日本ろう者劇団(運営:.社会福祉法人「トット基金」=黒柳徹子理事長)による手話狂言の公演が12日夜、アテネ郊外のアルギルポリ市にある野外劇場で行われた。同劇団は1980年に発足。耳の不自由な俳優陣が、手話と体の動きで演技に取り組んできた。
今回はアテネ近郊の都市が主催する演劇祭に招かれたもの。

 手話狂言は、日本の古典芸能の狂言を俳優が手話で演じ、狂言師が声をつける新しいジャンルの演劇。
古代劇場を思わせる石造りの舞台で約20分ずつ「梟山伏」と「墨塗」が上演され、約100人が集まった観客席から笑い声と大きな拍手が起こった。
演出と声の出演は、和泉流狂言師の三宅右近さん(63)。
1987年に芸術祭賞、2002年に総理大臣表彰を受けるなど、国内外で高く評価されている。

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September 12, 2004

「@」をアットマークと呼ぶのは日本だけ?

 アットマークというのは日本だけの呼称で、世界的にはまるで通用しないようだ。
英語圏の古人は、リンゴや釘などの品物の価格を示すためにこの記号を使ったが、世界の大部分の人たちにとって、電子メールの一部になるまで「@」は知られていなかったのである。
何億という人々にとって、この記号は1980年代・1990年代に新しい視覚的記号として登場し、名前が必要になったのだ。
しかし世界的に使われているにもかかわらず、そして「&」はアンパーサンド、「~」はティルデ(チルダ)という名前があるというのに「@」は今日、ちゃんとした英語名なしに使われている。
 世界の一部では、カタツムリ(snail)とか象の鼻(elephant's trunk)とかサルの尻尾(monkey's tail)と呼ばれているが、英語ではそういう呼び名はない。
英語辞書には、"at"とか"per"とか"priced at"とか"commercial at"というような言い方しかない(「@の歴史について」ロバート・フルフォードNational Post 2001/5月/22より)。


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September 11, 2004

ファンのために

11,12日のプロ野球のストが回避されることになって、ファンならずともほっとしている人は多いことだろう。
大リーグ史に名が残る名選手ジョー・ディマジオ氏は「球場に来てくれるファンのなかには、ディマジオを見るのが最初で最後の人が必ずいる。私はそういう人たちのためにプレーしている」と言ったとか。
ファンの夢、なかでも子ども達の希望に水をさすようなことはいけない。
しかし、夢や希望を実現するために、真のスポーツマンシップが確立されるための環境作りが重要である。
この時期に、古田さんが選手会長であったということに希望を託している。
野球にはあまり興味ないけれども、何を隠そう古田選手がタイプなのである。

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September 10, 2004

介護の高齢者虐待 中高年男性が急増

 このたび、大阪府の「高齢者虐待に関する実態アンケート調査」が発表された。
 今年春に厚生労働省がまとめた全国調査と比較すると、虐待者で男性が急増。
「嫁」の虐待が減っている。被害者の年齢が平均で81歳程度であることをあわせて考えると、府の調査でクローズアップされた主な虐待者の人物像は40~50歳代の男性となる。
 介護を受けている高齢者への虐待は通常、長時間同居している介護者が自らのストレスのため、虐待してしまうケースが多いとされている。
 家庭での介護の主人公は、通常は女性のため、女性の割合が多かったが、今回は別の結果になった。
 調査を検討した大阪府高齢者虐待防止・身体拘束ゼロ推進会議は、大阪地区では全国でも完全失業率が高いことを踏まえ、「リストラなどで、企業から家庭に入った男性が介護の主人公になった可能性がある」としたうえで、逆に男性の配偶者はパートなどで働くために、介護から離れた可能性を指摘。さらに「リストラなどのストレスから虐待に走りやすいとも考えられる」としている。
                 (産経新聞 09/08 より)

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September 09, 2004

シングルマザー市長

 6月の地方選挙で、イタリアの南の町コセンツァ(人口76000人)に女性の市長が誕生して話題を呼んだ。
今回、その独身で39才のエヴァ・カティゾーネ市長が、来年1月にシングルマザーになると公表し、一層の話題を呼んでいる。同市長は「中絶も考えたが、それはひとつの命を奪うことになる。・・・・・公私をはっきりと分ければ、子供がそばに居たほうが良い仕事ができると思う。保守的な町に住む私は、市民の多くが母性や家族についてどのような考えをもっているか分かっているが、気にしない」と覚悟のほどをみせた。
しかし、好意的な市民も多く、お祝いの花がたくさん市役所に届けられたという。
 日本よりも少子化が進むイタリアで、最近、出生率は少し上向いて来ているのは、こういう勇気あるシングルマザーとそれを温かく見守る人達が増えているということかもしれない。

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September 08, 2004

アカデミー賞受賞より大事なこと

 ブッシュ米政権を痛烈に批判する映画「華氏911」を制作した米映画監督マイケル・ムーア氏は6日、「より多くの有権者が映画を見られるように、アカデミー賞は狙わないことにした」と宣言。
これは、同氏が自分のウェブサイトにメッセージを掲載したもの。
同賞の規定で「劇場上映から9カ月以内にテレビ放映された作品は選考対象から外れる」ことから、早期のテレビ放映を求める考えの同氏は、アカデミー賞を断念した。
 
 この異例の「ノミネート辞退」は、ブッシュ大統領の再選を阻止したい監督の「大統領選までに全米でテレビ放映させたい」という強い願望が理由。
 ムーア氏は「映画を見た人でブッシュに投票すると答えた人はいない」との共和党系選挙専門家の話を紹介した上で「さらに数百万人が選挙前に映画を見ることが、受賞よりもはるかに重要だ」と断言。 【ワシントン7日共同】より

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September 07, 2004

日本発のNYファッション

「キティを持っていないと仲間はずれ」と、ニューヨークタイムズスクエアにあるサンリオショップで熱心にバッグやぬいぐるみの品定めをしているアメリカの女子高校性。
サンリオの米国法人がキティ商品の販売に乗り出したのは1970年代。
米国では珍しく「友達が持っていてかまいい」という“口コミ”で浸透していった。
そして今、「十代後半から二十代にキティはファッションとして格好いい、というイメージが広がっている」と米国サンリオ社のマーケティングディレクタービル・ヘンズリー氏。
背景にはカワイイ」という価値を認め始めた米国女性の美意識の変化もあると言う。
日本発の「少女ファッション」が「ガーリー」(少女風)というファッション用語に定着し始めている。
       (9・7、日経夕刊;ジャパン is cool より)

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September 06, 2004

遅刻の許容時間

 夫婦で出かけるとき、妻の身支度に時間がかかり過ぎるという夫が多い。
「おい、まだか」、その一声は女のたしなみに水をさすものでもある。
『枕草子』にも“洗髪し化粧して香をたきしめた着物を着るのは気持ちがいい”とあるでしょう。
平安の昔からそういう時間が楽しみだったんだからぁ。
 セイコーが遅刻の許容時間を調べたところ、相手が恋人の場合、男性は31.4分、女性は28.4分待てるとか。
一方、日本人女性の服選びの時間は31分で、恋人なら苦にせず待てる時間。
 夫婦は恋人とは違うとでもおっしゃいますか。

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September 05, 2004

「痛快な老い」を歌う歌人

歌集『遐年』の作者竹山広は今年84才。
遐年とは、長命、長生きの意味で、『遐年』は老いが主題の歌集である。
しかしその主張は、老いのつらさや悲しみ、老いゆくことの嘆きや諦めだけではない。
“老いてゆくみずからの肉体をみずからが凝視して、軽妙に、ときに冷酷無比に批評しつくすまなざしが尊い。『遐年』の歌は、老いてゆくことがむしろどこか痛快なのだ”(歌人・小池光)。

 一万メートル上空にして隣り合ふ椅子に括られゐる老夫婦

 斎場を出づるときすでに歌一首粗作りせりけなげなあたま

 面倒なことだが孫よ人間はベッドでひとりひとり死ぬのだ

長崎での被爆体験を持つ竹山広の「面倒なこと」とは、“平和”を意味しているのだろうか。

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September 04, 2004

勝者を彩る冠の伝説=オリーブの枝で編まれたものでも「月桂冠」というのは?

アテネ・オリンピックでの日本選手の活躍は目ざましかった。
表彰台に上がるかれらの頭上に輝いたオリーブの冠は、古代オリンピック以来の勝者の印である。
古代ギリシャにおける種々の競技会で勝者に与えられた冠には、オリーブの枝を編んだものの他に、松の冠、月桂樹の冠、セロリの冠とさまざまなヴァリエーションがあったらしい。
それが中国や日本では「月桂冠」の名でひとくくりにされている。
興膳宏(京都国立博物館長)さんによると、おそらく「月桂」が中国の古い伝説に基づくもの、さらにその伝説にもう一つの伝説が重なって「月桂冠」の名が定着したのではないかと言う。

“月には五百丈もある巨大な桂の木が生えている。そして、地上から追放された呉剛という仙人が犯した罪の償いのため、斧を永遠に振り続けている。
加えてこの「月桂」伝説に重なるのが、晋の郤詵(げきしん)という人のエピソードである。
彼は、官吏登用試験首席で合格したが「あれは桂の林のほんの一枝を折ったようなもの」とへりくだったという。
この故事から、唐以後、科挙の難関を突破することを「月中の桂を折る」というようになった。”

そういえばオリンピックの勝者も、誰もが真摯で謙虚だったなぁ。

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September 03, 2004

今年の夏のバンドエイド

 今年の夏は、ちょっとした擦り傷や虫さされの引っかき傷にまでプーさんやキティちゃんの救急絆創膏が大活躍だった。
 一方で、少々のことなら唾つけて終わり!、痛い痛い飛んでけのじーじの自然治癒力信奉に拍車をかけるバンドエイドも出現した。
はるだけで自然治癒力を高め、傷を従来の2~3倍早く、痛みを少なく治し、そして傷あとも残しにくい、火傷の水ぶくれにも有効というという、これまでになかったキズケア製品である。
 これまで病院などの医療機関で床ずれ・やけど・外傷の治療に使われてきたハイドロコロイド素材を、家庭向けキズケア製品として初めて応用。ハイドロコロイド素材の使用により、「キズをピッタリ覆って、傷口に出てくる体液(滲出液)を保持した方が、キズは早くきれいに治る」というキズケアの新しい考え方(“モイストヒーリング”)を実現したもの。
 傷口から出る自らの体液を利用して傷を治す「バンドエイドキズパワーパット」。
売れすぎて生産が間に合わないと言う。
改めて身体の持つ自然治癒力のパワーに脱帽。

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September 02, 2004

演奏家もアスリート?

ドービング問題がクローズアップして、さらににぎやかな終焉を迎えたアテネ五輪であった。
ドーピング技術においては、いまや遺伝子操作で人体改造を図ろうという「遺伝子ドーピング」が現実味をもって語られる。
もし遺伝子レベルでの操作が横行するようにでもなれば“スポーツの栄誉に意味があるのか”も問われざるを得ないであろう。
ピアニストの中村絋子さんによると、音楽の世界でも、演奏家は一種の「アスリート」で、肉体の強化が必要であるという考えは昔からあるのだそうだが、やはり、筋肉を鍛えたから演奏が良くなるという簡単な話ではないようだ。
しかし、もし将来筋肉強化だけでなく、音楽演奏を司る脳神経の遺伝子レベルでの操作が可能になって「ホロビッツ」や「ミケランジェリ」風遺伝子が創出されたらどうなるのだろう。
「ホロビッツそっくり」や「ミケランジェリそっくり」のピアニストができて、演奏だけでなく「キャンセル魔」のところまで似ちゃったりして・・・と、中村さん。(9・2、日経夕刊「あすへの話題」より)。

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September 01, 2004

泣き寝入りしない若者の勇気

 繰上げ金メダル会見で室伏選手は「皆さんに見てもらいたいものがある」と、自筆のメモを報道陣に配った。
それにはメダルの裏に書かれたギリシャの古代語の文章は古代詩人ピンダロスの詩の一節で、
    「真実の母オリンピアよ。
     あなたの子供達が競技で勝利を勝ちえた時、
     永遠の栄誉(黄金)をあたえよ」
とあった。

「金メダルより重要なものがある。本当の真実の中で試合が行われることが、どれだけ大切か」と、金メダル獲得のアヌシュ選手について、「絶対におかしい。(アヌシュは)競技途中でトイレに行ったのに、競技後のドーピング検査は誰よりも先に尿が出て終わっていた」と、選手村の沢木啓祐・陸上監督に強く訴え、これが今回の疑惑追及に大きく働き、IOCを再検査へと動かした。


「往々にして日本ではこういう国際的な舞台においてのいざこざについては、つい、怖気ずいて、不正と知りつつも諦め、泣き寝入りして一歩引きがちだった。ところが、今回は違った」と、ドイツ在住のクライン孝子さんもこの日本の若者の勇気をほめている。

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