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August 27, 2004

高齢者の自殺

警察庁は、2003年中における自殺の概要資料を発表した。
2003年中における自殺者の総数は34,427人で、前年に比べ7.1%増加。年齢別では「60歳以上」が11,529人で全体の33.5%を占め、次いで「50歳代」が25.0%、「40歳代」が15.7%、「30歳代」が13.4%の順となっている。
職業別では「無職者」が全体の47.4%と最も多く、原因別では「健康問題」「経済・生活問題」が多くなっていた。
性別では男性が24,963人で全体の72.5%を占める。

暗いニュースですが、現実として受け止めなければならないでしょう。健康や暮らしぶりに目がいきがちな高齢者問題のなかでは、「自殺」というのは意外な落とし穴かもしれません。メンタル面でのケアを重視した高齢者対策にもっと注目すべきではないでしょうか。

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August 25, 2004

携帯メールで「子育て情報」 

 子育てに悩む若い親が増え、家庭の教育力が低下したことが少年非行や児童虐待の背景になっているとの指摘を受けて、文部科学省が若い世代に親しみ深い携帯電話メールを通じた子育て相談や情報提供を計画していることが23日、明らかになった。

 地域のサークル活動などで人間関係を築くのが苦手な若い親が、誰にも相談できず孤立するのを防ぐことなどが狙いで、来年度予算に必要経費を計上する。

 同省は来年度、自治体やNPO(民間非営利団体)など地域の情報を持つ三十団体をモデル団体に指定。親は携帯メールのアドレスを登録すると、地元に密着した子育て情報が「メールマガジン」(メルマガ)形式で定期的に送信される。携帯メール専用の相談窓口も作られ、時間を問わず、希望すれば匿名で相談することもできる。
携帯メールは若い世代になじみが深い上、子供が寝入った家事の合間や、家の外で子供を遊ばせている間にも気軽に相談できるメリットがある。    【産経新聞 08/24 東京朝刊 より】

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August 24, 2004

天才薄命とは限らない、美人だって長生きする

 ゲーテ82才(1749~1832、ドイツ)、ニュートン84才(1642~1727、イギリス)、エジソン84才(1847~1931、アメリカ)、一休87才(1394~1481、室町中期)、へレンケラー87才(1880~1968、アメリカ)、ミケランジェロ88才(1475~1564、イタリア)、ナイチンゲール90才(1820~1910、イギリス)、ピカソ91才(1881~1973、スペイン)、ファーブル91才(1823~1915、フランス)、シャガール97才(1887~1985、ロシア)・・・・と、薬用養命酒の広告である。
 ちなみに、「私、何だか死なないような気がするんですよ」と生涯美しく元気だった魔女の大先輩・宇野千代さん(1897~1996)は、平成8年没、享年98才。

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August 23, 2004

21世紀の東洋の魔女に

連日の日本勢の活躍の中で、女子バレーボールチームも準々決勝進出を決めた。
この若い選手たちを陰で支えてきたのがかつての東洋の魔女。1964年の東京五輪で金メダルを獲得したチームの主将を務めた中村昌枝さんは、昨年4月から、日本バレーボール協会の女子強化副委員長として、選手たちをサポートしてきた。選手たちとの初顔合わせ、五輪を夢物語のようにしか考えない雰囲気にメダル獲得が至上命題だったころとは隔世の感を覚えたという。
「現場指揮は監督」と黒子に徹しながら、練習中に涙を見せる若い選手にあえて厳しい言葉を掛けたことも。
「選手は言われたことが出来ないことが悔しくて泣くのです。慰めはもっと悲しくさせるだけ」と先輩の洞察は鋭い。
二大会ぶりの五輪の舞台。
躍動する選手たちに「21世紀の東洋の魔女に」との思いを託すかつての東洋の魔女である。

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August 21, 2004

夏とはそういうのでござるか

幕末から明治にかけて活躍した大村益次郎は、真夏の道で人とすれ違う時、相手が「お暑うございます」と挨拶すると、ぶすっと怒った顔になり「夏とはそういうものでござる」とか返事をしたそうです。合理主義者の益次郎にとって、当り前のことをわざわざ口にする人が許せなかったのでしょう。
ところが昔は「夏とはそういうものでござる」と断言できたのに、この十数来の夏は、全く「夏とはそういうのでござる」と言えなくなってしまいました。
去年は冷夏で米の出来を本当に心配したというのに、今年は関東以西で早くも6月、7月が猛暑となり、各地で記録的な高温続き。降雨量も軒並み平年の50%台を割り込み、このままでは農作物に深刻な影響が出るかも知れません。更に、新潟、福島、福井の一部は、予想もしなかった洪水に見舞われました。北海道は雨々の連続で、野菜への影響も心配されています。
海でも早々と赤潮が発生する所も出て、今年の夏は一体どうしたものでしょう。
また、これからの夏は一体どうなるのでしょう。


      花いっぱいニュースレター   8月20日号より

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August 19, 2004

夜の秋

 昼間はうだるような暑さ、それでも夜にはかすかな秋の気配が感じられる今日この頃。

 西鶴の女みな死ぬ夜の秋 長谷川かな女

ここは、「秋の夜」ではなくて「夜の秋」である。
「夜の秋」は、立秋が近くなった晩夏の夜に、どことなく秋めいた感じがすることを指す繊細で微妙な感覚を持った季語。
 このかな女の句について、福田甲子雄は「この句は『夜の秋』であってこその名作であると思っている。夜になって忍び寄る涼気を完璧に把握し、薄命の女と結びつけ読者の胸を打つ」(『忘れられない名句』)と書いている。
 櫂未知子は、ピークにありながらゆっくりと何かを失ってゆく感覚が、この静かな季語に込められているのではないだろうか。人生にたとえるならば、気力体力共に頂点にありつつも、隣には下り坂が用意されているという感覚なのかもしれないと言う。      (産経新聞8/8朝刊より)

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August 17, 2004

日の丸がメーンポールで力強くはためくには、とてもいい風

 競泳の北島選手のアテネ五輪百メートル優勝のかげに、壮大な師弟のドラマがあった。まだ開催地も決まっていない8年後を目標に歩き始めた14歳北島少年と平井コーチ 。
 我慢の歴史でもあったという。「あいつは天才。能力を引き出すのが難しい。でも、それがコーチの役目。嫌なこともたくさんあった」昨年からプロスイマーとなった北島には、さまざまな誘惑も増えた。それらをはねのけながら“アスリート北島”を守り続けた。
けがの多い北島は今季、例年にも増して故障に悩まされていた。その結果、強化スケジュールは大幅に狂ったが、平井コーチは「悪いことがあっても、それをいいように取れるように」と常に前向きに支えてきた。
 そして、レース後北島が初めて流した涙と「ありがとうございます」の一言で、苦労は報われたと語る平井コーチである。

 秒速8メートル、プールが波立つほどの強風。世界新記録はとても無理な条件だったが、「日の丸がメーンポールで力強くはためくには、とてもいい風だった」(日経8/17、原真子)。

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August 16, 2004

足湯カフェは男女混浴

 108年ぶりのオリンピック開催で沸くアテネの中心部に「足湯カフェ」がお目見えした。
世界の人が集まるオリンピック開催中に日本文化を伝えたいと、日本の温泉愛好団体が発案。
日本から運んだ4ヵ所の温泉の湯と、ギリシャの温泉が交互に楽しめるらしい。
最初はエーゲ海・エビア島の温泉で、以後5日ごおとに東京の大江戸温泉物語、愛知の三谷温泉、山梨の河口湖温泉、栃木の塩原温泉の湯に入れ替えるのだという。
五輪の応援で疲れた人々ばかりでなく、近くで働くアテネーゼにも好評のようだ。
 もちろん、男女混浴である。

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August 15, 2004

谷亮子でも金

 五輪連覇を果たし、会場を引き揚げようとした谷亮子選手が、夫の佳知選手(アテネ五輪野球日本代表、オリックス)の大声に気付いた。
「たくさんの人が亮子、亮子と呼んでくれていたが、ずっと呼び続ける声が聞こえて、ぱっと見たらだんなでした。(主人は)泣いてましたね」と笑顔で振り返ったやわらちゃん。
 「足は大丈夫か」と直前の怪我を気遣う夫に、「ありがとう」と、なんとも気丈な妻である。

 予選リーグ初戦のイタリア戦に12対0と7回コールドで大勝した五輪野球日本代表であるが、試合中継中の「妻に先に金をとられた夫の気持ちはどんなものでしょうね」のアナウンサーのコメントはいただけない。
嬉しいに決まっているし、夫は夫、妻は妻である。
 

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August 14, 2004

あなただけを見つめる

池にすむ姉妹のニンフは,水の精によって,水の上で遊ぶのは夜が明けるまでと決められていました。
ある日,2人は水の精の掟を破って,水の上で夜明けを迎えてしまいました。
そして,雄々しく天をかける太陽神・アポロンを見てしまったのです。
2人はアポロンに見とれてしまい,アポロンも2人を見て優しくほほえみました。
アポロンに恋した姉は,自分の想いをアポロンに伝えますが,アポロンが愛したのは妹であることを知ります。
絶望した姉はそのまま何日も野原に立ち続け,1本のひまわりになってしまいました。
今でも可哀想なひまわりは,朝から日暮れまで,太陽の姿を追い求めています。
(ギリシャ神話より)
 ひまわりの花言葉は『あなただけを見つめる』です。

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August 13, 2004

女性限定の効果=緑茶の胃がん予防

 女性は緑茶をよく飲む人ほど胃がんになる危険性が下がることが、厚生労働省研究班(班長・津金国立がんセンター予防研究部長)の大規模な疫学研究で分かった。
この研究班は、約73000人の男女を7~12年間追跡調査。女性で緑茶を1日5杯以上飲む人は、1杯未満の女性に比べ胃がんになる可能性が33%低かった。
津金部長は「女性に限れば多く飲むことで、予防の一助になる可能性がある」と話しているが、男性では効果は認められなかったという。
 ただ、熱い飲料が食道のがんや炎症の原因になることも分かっており、研究班は「緑茶を飲むときは熱いままでなく、少し冷ましてから」と勧めている。

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August 12, 2004

なでしこジャパンの大金星

11日夜、日が傾き始めた真夏のギリシャの空に大金星を告げるホイッスルが響き渡った。
女子サッカー初戦で、わがなでしこジャパンが昨年のワールドカップ準優勝の強敵スウェーデンを倒して快勝。
この決勝トーナメントへ大きく前進する虎の子の1点を挙げたのは、フォワードの荒川理恵子選手(24)だった。
小学校のときからの「女子サッカー選手になって活躍したい」という夢が見事にオリンピックの大舞台で花開いた。
しかし、ここまでの道のりには幾多の試練が待っていた。
3年前の肩の手術に続いて右すねの骨折。骨が肉からはみ出るほどの重症だった。足の切断という最悪の事態は避けられたものの、そのリハビリのさなか、大好きな祖母との別れがあった。その棺に代表ユニホームを入れて、オリンピック出場を誓ったという荒川さん。
スーパーのレジ打ちで生活費を稼ぎながら続けてきたサッカーへの思い、亡き祖母との約束・・・・。
五輪が終わるまで手術を先延ばしにした彼女右すねには今もボルトが入っているという。
その右足が、女子サッカーの「五輪初勝利」そして「大金星」となる決勝ゴールをねじ込んだ。

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August 11, 2004

始皇帝は音楽がお好き?

 中国・陝西省の秦の始皇帝陵周辺から発見された兵馬俑抗の中から、さまざまな楽器を奏でる姿の宮廷楽士15体が見つかったという(1日、新華社電)。
兵馬俑抗からは等身大の陶製の兵士や軍馬、官僚などが多数発掘されているが、楽士は初めて。
古代の宮廷で音楽が重要な役割を果たしていたことを示している。
 これまでは「奇怪なポーズの兵馬俑」として大きな謎のままだった。作られた当時は手にしていたであろう楽器がすでに朽ちていたため、楽士とはわからなかったのである。
楽士と突き止めたのは研究に参加した音楽専門家で、15体の周辺に散乱していた小さな銀器や骨器がいずれも古代楽器の重要な部品と判明したことが、有力な手がかりとなったらしい。
琴など弦楽器を演奏する当時の姿を忠実に再現したと見られている。

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August 10, 2004

告げよう世界に 原爆反対を

終戦後の草木も生えない原爆の廃墟に、いち早く花を咲かせたことから、広島市の花に指定されている。
 
 『夾竹桃のうた』(作詞:藤本 洋、作曲:大西 進)

  夏に咲く花 夾竹桃
  戦争終えた その日から
  母と子供の おもいをこめて
  広島の 野にもえている
  空に太陽が 輝くかぎり
  告げよう世界に 原爆反対を

  夏に咲く花 夾竹桃
  武器をすてた あの日から
  若者たちの 願いにみちて
  長崎の丘に もえている
  空に太陽が 輝くかぎり
  告げよう世界に 原爆反対を

  夏に咲く花 夾竹桃
  祖国の胸に 沖縄を
  日本の夜明け 告げる日を
  むかえるために もえている
  空に太陽が 輝くかぎり 
  告げよう平和と 独立を

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August 09, 2004

母子で化石に、子育て恐竜

 中国遼寧省で、34体の子どもと1体の大人のプシッタコサウルスが折り重なるように埋もれている巣の化石が見つかった。
2003年のことであるというが、これほど多くの子どもが一緒に見つかったのは例がなく、一躍「子育て恐竜」として有名になった。火山の噴火などで集団死したと考えられる。
中国科学院の恐竜研究者によると「母親竜は子どもを守ろうと覆いかぶさったのかもしれない」と。

 今日8月9日は、長崎原爆の日。
被爆時の辛い体験を胸に抱えて、苦い体験を語り続ける元教諭恒成さん(75才)の目には、子どもを助けようとその上に重なって焼け爛れていたお母さんの姿が焼きついているという。(日経8/9夕刊)

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August 08, 2004

耳より?情報

自称魔女見習いのFukoより
*****************
ただいま仕入れた情報です。
「申年の8/9、8/21、9/2のいずれかに古い下着(パンツでございます)を捨てて(1枚でもよいらしい)新しい下着をこの日にプレゼントされるとシモの世話にならないという謂れ」があるそうでございます。
今年は12年に1回しかないチャンスですぞ。
 子供たちは即ブリーフなり色っぽいパンツなりを購入、親に郵送のこと!
それですめば安いもんさ!
****************
 ありがたや、ありがたや。
早速、息子に所望しよう!    魔女っ葉

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August 07, 2004

最期の地へふるさとの水を

 芭蕉生誕360周年を記念して三重県が企画したイベント「水の細道」で、生誕の地とされる三重県伊賀の小学生達が淀川源流の水を約100キロメートルカヌーで運んだ。
7月11日に採取された水はカヌー20艇でつくる「木津川川下り隊」によって、7日、大阪市・中之島に到着。
 ひょうたんに入れられた水は、芭蕉が没したとされる大阪市中央区久太郎町の南御堂に建てられた句碑などに供えられた。
 旅の地に眠る俳聖は、ふるさとの水にどんな夢をみたのだろうか。

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August 06, 2004

59年ぶりの妹の声

コンクリートの防潮堤の先に広島湾が広がる。カキやタイの養殖用のイカダが浮かび、釣り糸をたれる人がいて・・・この夏の陽光が輝く穏やかな海面を、59年前の8月6日、火傷し流血した負傷者をいっぱいにつんだ小舟が覆った。
広島・宇品港の約4キロ沖、似島にあった陸軍検疫所は原爆被災者の救護所になり、1万人が運び込まれたという。
「15のむごい死ですよ。遺骨はない。場所がわかった嬉しさ二分、悲しいのが八分です」、59年経って妹の最期の場所を初めて知った兄の言葉である。遺品の名札が埋まっていた場所に立って、妹の名を呼んだ。妹の声が聞こえる気がしたと言う。  (8・6、日経「春秋」より)

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August 05, 2004

試合を楽しむつもりはない

 アテネ五輪日本選手団最年少代表の卓球の福原愛選手が、直前合宿を行うイタリアに向けて成田空港を発った。10歳で全日本選手権出場、14歳で世界選手権シングルス八強という最年少記録を残してきた天才少女「愛ちゃん」。
出発に際して、「自分を信じて頑張る。精いっぱい弾けてくる」と話し、「試合を楽しむつもりはない」ときっぱり。
大舞台に“日の丸を背に”とか“12000万人の声援”などのエールの一方で、金メダルを期待される選手や上位進出を望まれるチームのメンバーが「自由に、楽しんできます」と答える。
 ここには、アテネで勝負を懸ける15才がいる。

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August 04, 2004

現在の日韓関係、日中関係はいびつ。    近隣諸国同士いがみ合って、誰が喜ぶか?

                                               (「クライン孝子の日記」8/4より)

 当方 現在帰化申請中の、在日(韓国人)三世(38)です。

大多数の在日は、国籍だけが韓国・朝鮮の『日本人』だと私も考えてます。
あとは、どれだけ親たちの「腐った」民族教育が家庭内であったか、それによって、どれだけ歪んだ価値観が植え付けられてるか によって、日本に対する想いが違ってくるのではと思います。

 私が帰化をする直接の理由は、仕事上の利便性からなのですが、インタ一ネットを通して歴史の真実を知るようになることで、この日本という国に対しての正しい認識が出来るようになった、ということもあります。

 毎日のようにPCを覗いてますが、昨今の中国・韓国・北韓の言動の数々・・・・もう何というか、同じ人間として、恥ずかしいの一言です。
もっとも、W杯の頃からの「嫌韓」なんですが・・・
私のような「嫌韓在日」って、もっといると思いますが・・・。

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August 03, 2004

男言葉、女言葉、そして女だから・・・

 日本で性による言葉遣いの違いが生じたのは中世以降と言われる。
古い小説に出てくる「よくって?」「ですの」などはさすがに廃れ気味だが、「わよ」「なの」などの女言葉は健在である。しかしこれらの言葉により、会話のニュアンスは深まるが、喧嘩や命令には不向きである。
これでは男性と対等に渡り合えないと、最近は劇作家・永井愛さんの作品のように「ぼく」「おれ」という女性も登場。
 女子学生の間での男言葉は当たり前に近い。

 女性初の参院議長・扇千景さんは、歯に衣着せぬ発言が持ち味であるが、本会議で議員を土井たか子さんのようにやはり「君」でなく「さん」と呼ぶのだろうか。
「女だから議長になれた、女だからダメというのも困る」と、意欲と自信を隠すことはない。

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August 02, 2004

『巨額を稼ぎ出すハローキティの生態』

 ニューヨークタイムズ記者K・ベルソン氏とビジネスウィーク記者B・ブレムナー氏の著書である。
日本在住経験のあるふたりが、ハローキティという商品キャラクターを通じて日本のポップカルチャーの強みと弱みに迫ったもの。
キティは、「最も金になるキャラクター」の世界トップ5に入り、ビル・ゲイツが「6000億円で権利を買」おうとしたらしい。
本書から我々が学ぶことは、日本のポップカルチャーの経済面の強さばかりでなく、変わりばえのしない商品を子どもに次から次に買わせる刹那的市場経済が、結局ごみを増やしていくだけだということであろう。
 明治維新に来日した外国人の「日本ほど子どもの喜ぶものを売る」国はないという指摘も挙げられている。
しかし、その延長上にキティの誕生があったとすれば、著者らの“安易な日本文化論に終始していない”(浜野東大教授)心配りに加えて、歴史的考察も欲しかったと、このところのキティフリークは小さな声で異を唱えている。

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August 01, 2004

80歳の俳人:菖蒲 あやさん

 高齢者に俳句を作る人は多いが、その人生を反映してか、静かに心を打つ句によく出会う。

菖蒲さんは大正13年東京生まれで、昭和13年高等小学校を卒業して、地元の工場の診療所の事務員となる。戦後の22年に職場にダンス部、華道部などのクラブ活動が始まった。俳句ならお金はかからないだろうと句会に軽い気持で参加した。
第一句は、「旋盤のこんなところに薔薇活けて」昭和22年作。
 職場句会の先生に「こんなところ」を「かかるところ」に直された。そんな上品な言葉は知らないとちょっと反発したが、俳句結社「若葉」に初入選をする。昭和43年に初句集「路地」で第7回俳人協会賞受賞。現在は、会員850名の春嶺社の主宰である。
   以上、「川の手歳時記」より

 自己の感性を信じ、自分の言葉を磨き続けた人は、まさしく魔女だぁ!

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