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July 31, 2004

姑息は一時しのぎ

「げきを飛ばす」「姑息」「ぶぜん」について、70%前後の人が本来の意味と異なる意味で理解していることが29日、文化庁の日本語に関する世論調査でわかった(日経、7/30)。
何を隠そう、私もその7割に入るものである。
ひとさまに檄を飛ばすほどの元気は無いけれども、そして大体が失望してぼんやりしていることの多い(憮然として)昨今ではあるけれども、姑息な手段は卑怯なことと信じて疑わなかった。
 時代や地域、世代などで言葉が意味上の“転訛”を遂げた例は少なくない。
しかしその意味の落差が大きくなればなるほど、そしてすっかり定着するまでは誤解も生じるだろう。
 
 言葉本来の意味や美しさを深く心にとめることもなく「なにげに」使っていたなんて、「とんでもないことでございました」。

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July 30, 2004

高齢者の地域社会への参加に関する意識調査

 28日発表の内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」によると、60歳以上の高齢者の近隣住民との交流は、“家族以外の若い世代との交流の機会がない”が52.8%を占めている。
1993年に同じ質問を設定して以来、半数を超えたのは初めて。
高齢者にとって世代間や近隣住民との交流が希薄になっていることがうかがえる。
 一方で、ゲートボールや俳句、歩行会などのグループ活動に参加したことがあるのは54.8%で、88年に比べると18.4ポイント増。趣味を通じた高齢者同士の交流の輪は広がりをみせている。
 ただ、「どの程度生き甲斐を感じるか」には、独居老人の30.5%が「感じない」と回答し、98年に比べて5.9ポイント増えた。

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July 29, 2004

94歳の王女旅立つ

 バリ島の人々は、死は生への新たな旅立ちと信じ、人生で最大のハレの日として盛大に祝うのだそうだ。
7月24日に、ウブド王族最後の直系である王女が94歳で亡くなった。
芳賀日出男さんによると、その葬儀は王宮内で三日間、舞踊や仮面劇が行われ、村人への食事の振る舞いもあったという。豪華な葬儀の行列の後、棺は聖牛レンブゥに納められ、人々の見守るなか火葬にされた。
絢爛豪華な王族の旅立ちである。

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July 28, 2004

ドラえもんを歌うネクタイ

ドラえもん、鉄腕アトム、ハリーポッターの三大キャラクターをモチーフにしたネクタイが発売された。
それぞれのテーマ曲の音楽が流れるという「メロディータイ」である。
ネクタイの大剣部分の裏側に取りつけた厚さ2ミリの音の出る装置のスイッチを押すと、約25秒間主題歌が流れる。
早速買いにいこう。
どらえもんフェッチのそうちゃんが喜び踊るさまを想像すると、1本6090円は安いものだ。

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July 27, 2004

すがすがしく悩む

「子供のためのシェイクスピアカンパニー」の10周年記念公演『ハムレット』を観ての小田島雅志氏(東京芸術劇場館長)のコメントである。
ハムレット(植木潤)の悩み方に、現代のハムレットを重ねるというもの。

“われわれは悩むとき、ともすればロダンの「考える人」のポーズをとりたがり、その結果じめじめ、どろどろと出口のない迷路にはまりこむことになる。だが異星人の風貌を持つ植木ハムレットは、涼やかな瞳をあげ、背筋を伸ばし、済んだ声で胸中を語り、いわば「すがすがしく悩む」のである」”と。

そして、このように悩めば現代の地球人も自分をしっかりつかみなおすことが出来るだろうとも言う。

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July 26, 2004

金魚の為に金魚鉢禁止令

イタリアにあるモンツァという町でこの度、金魚を金魚鉢に入れて飼ってはいけないという法律が制定された。

町議会で決定されたこの案は、「金魚鉢は丸い形をしているため、その中に入れられている金魚の目には外の景色が歪んで見え、実際とは違った形を見せることになるから」という理由に基づき制定された。この法案は2週間後から施行されることになっている。

町議会関係者のモスカさんは「金魚たちは金魚鉢越しに見える歪んだ視界に苦しんでいるのです。」と話す。さらに「金魚鉢にはフィルターとかないですよね。だから四角形の水槽のように十分な酸素供給もできないのです。」と丸い鉢に入れられた金魚の悪環境を説明している。

(AZOZ BLOG   より)

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July 25, 2004

車は地球にも優しく、人にも優しく

 先日、ある病院の外科病棟にお見舞いに行った。
自宅近くで車にはねられ救急車で運ばれたものの、一人暮らしのためもあって、身元の確認が出来ないまま2日ばかりの意識不明が続いたという60代初めの女性である。頭部手術などの処置の結果、3週間経ってやっと歩行も可能となり、少しばかりの言語障害が残っているまでに回復したという。
 今、歩行者に優しい車の開発が加速しているという。
来秋導入される新安全基準に対応するもの。衝突時に歩行者への頭部の損傷を最小限に抑えるため、ボンネットの強度や外部のエアバッグなどが工夫されている。
 排ガス規制などに加えて、環境ばかりでなく人への配慮もやっと考慮され始めたというべきだろう。

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July 24, 2004

汝、夜香る花 [ 夜来香]

夜来香は中国語ですが、映画や主題歌のタイトルで日本でも有名です。
その美しい歌詞から、『どんな花だろう』と思わせます。

 夜香る花には、チューベローズケストルムなどがありますが、おそらくテロスマだろうと言われています。
もちろん香りが一番の特徴なのですが、花もとても愛らしい形で、色もライムグリーンからオレンジへと変化していく様子も、育てていく上で魅力的な植物です。
しかし、どの花でもいいのかもしれません。
「夜、香り来る花」に寄せる想いも色々でしょうから。
暑い夏の夜、花と甘い香りに包まれ静かに物思いにふけるのも、素敵な過ごし方でしょう。


         参考:∥GARDENさかもと∥ガーデンめいと 7/24号

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July 23, 2004

世界で最初に咲いた花

 千葉の幕張メッセで「驚異の大恐竜博」が始まった。
9月12日までということで、少し涼しくなったら出かけようと楽しみにしている。
お目当ては、世界で最初に咲いたという「アーケフルックス」の化石。
中国北の東部で石のスラブの中で発見され、少なくとも1億2500万年前のものと思われる。
デービッド・Dilcher(フロリダ大学)は、種がすべての顕花植物の祖先で、恐竜および他の有史以前の創造物によって共有された浅い湖で成長したものだろうと言う。
そして、「派手な花ではなかった」とも。

 進化と発展が華麗さをもたらすものであるとしたら、「加齢を華麗に」というのも人間の進化の行き着くところかなぁ・・・と、暑い夏の真昼の夢でした。

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July 22, 2004

かくれ魔女?

早期の帰国・来日 中山参与が政府内根回し(電脳補完録より)

 曽我さん一家が9日にジャカルタで再会してからわずか9日後の帰国・来日に道筋をつけたのは中山恭子・内閣官房参与だった。
政府内で最も曽我さんの信頼を得ていると言われる中山参与は、曽我さんと連携して北京での一家再会を阻止した経緯もあり、今回も政府内の根回しに動いた。
米国との調整がつかないまま早期来日に動いた中山参与に、外務省の一部は不快感を示したが、人道目的という大義名分が勝った。
          *~:~:~*~:~:~*~:~:~*
 中山参与、この方だからこそ、今回の問題もここまで解決できたのではないか。
頭がとてもよく切れるのに少しもえらぶらない。口調もあの通りやさしく親身になっていろいろと人の悩みに耳を傾けられる。元大蔵省のお役人というのに、その印象とは全くかけ離れておっとりしておられる。
「ちょっと珍しい方だ」と、何度かお会いしたクライン孝子さんもその日記に書いている。

 もしかしたら、中山さんは「かくれ魔女」?

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July 21, 2004

頭を冷やす帽子

「暑い」を通りこして「煮えている」と言った人がいるほどの今年の夏の暑さである。
エアコンの効いた部屋からかんかん照りの街中に出るときには、ちょっとした決心を要する。
こんなときに役立つのが、頭を冷やす帽子「クールビット」という製品。
帽子の後ろに吸水パットが取り付けられている。帽子を被る前に水に浸して軽く絞ったパットを取り付けておくと、気化熱で後頭部が冷やされる仕組みである。
後頭部には、運動を司る神経が集中しているので、そこを冷やすと一気にしゃんとした気分に。

 「心頭、滅却すれば、火もまた涼し(心頭、火を滅却すれば、また涼し)」なんてやせ我慢は止めて、高吸水性繊維の開発という科学の恩恵に浴しませんか。

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July 20, 2004

マラトンの戦いは酷暑の8月半ばだった?

 オリンピック競技の花形、マラソンの名前の由来となった古代ギリシャの「マラトンの戦い」はこれまで9月と想定されていた。
紀元前490年にギリシャとぺルシャとの間で戦われたマラトンの戦いはギリシャ側が勝利。伝令の戦士は戦場から約42キロメートルを走ってアテネ市民に勝利を勝利を伝えたあと、息絶えたという。
 現在では多くの一般のランナーも乾燥する距離で、伝令がなぜ命を落としたのか。
米国テキサス州立大学のドナルドオルソン教授らはこの謎を、古代ギリシャの歴史家ヘロドトスの記述による戦闘直前の月の形から、戦いの時期をコンピューターで算出することによって解いた。
これまで戦いが起きたと考えられていた9月のアテネの平均さ気候気温は28℃程度。しかし、8月半ばには、時に40℃まで上昇、こにょうな酷暑で長距離を全力で走り続ければ命を落とすこともあると見ている。
 
梅雨明けのわが国の夏も厳しい。
皆様、ご自愛下さい。

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July 19, 2004

心を耕す言葉

 生と死をテーマに執筆することが多い柳田邦男の最新エッセー集「人生の答の出し方」を読む。

 難病と闘う人々との触れ合い、魂に響く書物や写真との出合い、社会を騒がせた事件への考察などを通して、本当に生きられた時間とは何かを説いていく。死はネガティブな面だけでなく、他者に生のエネルギーを呼び起こすポジティブな側面をも持つ。死を万人共通のテーマとして、社会的に議論と経験を共有しようとするニーズが高まっている、と著者はいう。

 さらに言葉に対する感性の重要性を訴え、日本人は人生のどこかで出会った短歌や俳句を胸に刻んでいて、何かの折にその言葉に自分の体験や人生を重ね合わせ、心を耕すという。ネット上や教育現場で日本語が荒廃している現代は、心の危機的状況といえる(【書評】「人生の答の出し方」:産経新聞6/20より)。


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July 18, 2004

野球のない夏

 夢の球宴、熱闘甲子園と梅雨明けと共に野球も熱い季節がやってくる。
今年はパリーグの「オリックス・近鉄合併」、「一リーグ制」に対して、セ五球団が「二リーグ維持」を打ち出し、“日本の文化や地域のありようにも一石を投じている”(7/18日経:春秋)。
広がる対立の背景には、球団運営の採算への思惑があろう。しかし、プロ野球がビジネスとしてだけでなく“公共財”としての性格を強めたのは、地域との結びつきに負うところが大きいと、春秋子は言う。さらに今回の騒動を“既得権益とファンの支持に甘え続けた球団経営で招いた危機”と分析し、このことは“草野球から大リーグにまでつながる日本の野球文化のすそ野も危うくしかねない”とも。
 新庄選手のホームスチールなど、野球ファンならずともびっくりの今年の球宴であった。
また、甲子園の熱気は夏休みの風物詩である。熱帯夜のグラウンドから響く歓声は「街の鼓動」を呼び起こす。
 野球のない夏は、想像できない。

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July 16, 2004

角川春樹氏62歳の復活 

 元角川書店社長で俳人の角川春樹氏(62)が活動を再開した。
麻薬取締法違反などの容疑で平成5年に逮捕され、最高裁判決で実刑が確定。
2年半の服役を経て仮釈放、復帰した。
 〈そこにあるすすきが遠し檻の中〉〈獄中の畳を歩く秋遍路〉などの“獄中俳句”を詠んだ。
 〈潅仏(かんぶつ)の日に獄を出る海鼠(なまこ)かな〉は4月8日、仮釈放の日に詠んだもの。
収監前に胃がんで胃の四分の三を切除。八王子医療刑務所では横たわるだけで「自分は海鼠だと考えた」(角川氏)。
静岡刑務所では起床時間より1時間早く起き、毎朝1時間、夜1時間、祝詞と経をあげた。
1500~2000の俳句を作ったという。

 「自分の生き方と仏とは何かについて考えた。一言でいえば、仏とは慈悲。大きく温かく包む包容力のこと。生き方の結論として、一生不良でいる、友情を大切にする-の二つにたどりついた」

            2004/07/05 (産経新聞朝刊) より

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July 15, 2004

サマワのアンパンマン

 今我が家は、キティちゃんとアンパンマングッズのオンパレードである。
4才と2才のそれぞれが自分の領域を守って、堂々と“性差”の表明をするところがおかしい。
確かに、その両者のかわいらしさとおおらかさと明るさには大人をも惹きつけるものがある。
 そのアンパンマンである。
この春来新聞紙上などでお目にかかる、イラク復興支援隊長の番匠幸一郎さんのあだ名は「アンパンマン」。そのあだなの由来のとおりの優しい笑顔、いつも周りを明るくする太陽のような人なのだという。
このサマワのアンパンマンは、出発前に「大切なのはABCだよ。当たり前のことを・ボーッとせずに・ちゃんとやれ」と語ったそうだ(日経新聞「交友抄」、中谷元氏)。

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July 14, 2004

ある若者の選挙初体験

今回の選挙は、なんだか釈然としないことが多かったような気がしていました。
そこへ以下のような若者のメールです。彼にとっては余り幸せとはいえない初体験だったとしても、問題意識を持ち続け、選挙への関心を大事に育てて欲しいと思います。
そしてこんな若い人々に希望を託すことしか我々には出来ません。

  *~*~*~*~*~*~*~~*~*~*~*

 私は今年20になり、今回の参院戦から選挙権を行使できるようになりました。
恥ずかしながら私は浪人中の身であり、選挙当日は模擬試験のため、期日前投票に行き、初めての投票を済ませてきたのですが、とても気になる点がありました。

それは本人確認がとてもいい加減だったと言うことです。いい加減と言うよりは、全くありませんでした。
生年月日も聞かれませんでしたし、身分証明書の提示も要求されませんでした。小さな町に住んでいるのですが、案外そういう所ほど身分証明がいい加減になっているのでは…と心配しています。
票の格差によって都会の一票より田舎の一票の方が大きいと言う話もあるのにこんなので良い訳がありません。

                クライン孝子の日記 7月14日号より

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July 13, 2004

王女様の血

 ハイビスカスが夏の日を浴びて輝いています。三千品種もあるといわれるハイビスカスの中で,日本で見られるほとんどはハワイアン・ハイビスカスです。

 遙か昔,ハワイは妖精のすむ島で,妖精たちは島に咲く花の世話  をしていました。
 妖精の王女様がハイビスカスの世話をしていた時,誤って手を怪我  してしまいました。
 王女様の手から血が流れ,ハイビスカスの花に落ちていきました。
やがてハイビスカスの花は王女様の血で赤く染まりました。
いまでもハイビスカスが赤いのは,妖精の王女様の流した血が消  えていないからです。

       ハワイの伝説から( い つ も 心 に 花 物 語 NO.218)

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July 12, 2004

“心ばへ大丈夫”が一番?

1863年ごろ坂本龍馬が姉の乙女にあてた手紙が、東京都千代田区の東京古書会館のオークション「七夕古書大入札会」に出展。
1985年札幌で開かれた展覧会以来、所在がわからなくなっていたもので、オークションでは一般からの入札も受け付けることから、幕末への人気が高まる中、話題になっている。

 龍馬がいいなずけ佐那を姉に紹介する手紙で、剣やなぎなたの腕をほめ、“心ばへ大丈夫”(気立てがよい)と手放しのおのろけである。

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July 11, 2004

50年の活動「自分との戦いの日々」

 パリでの最後のオートクチュールコレクションの発表を終えた森英恵さん(78)が9日、「いつも前だけを見て走ってきた。自分との戦いの日々だった」と日経新聞のインタビューに答えた。
今後については、「まだ余力はある。次の世代に手でする仕事の素晴らしさを伝えて生きたい」と豊富を語っている。
 丁寧な“手仕事”にこだわった森さんだは「どんなにコンピューターやロボットが発達しても、人間が積み上げて作るものは機械を超えないといけない」とも。

さらにファッションを「他人より少し先を見て自分を表現すること」と言う森さんは、時代の空気にも鋭敏である。
「戦争はファッションをだめにする。平和じゃないと」と力を込めた。

 生きることに精一杯ではあっても、いつも時代の先にあるものを見据え、世界の平和を考え続けたい。

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July 10, 2004

神話の新話

 日本古来の由緒正しいものとされてきた神話にいま新しい光が当てられている。
世界各地の神話や伝承の研究が進み、「その類似性や人間くさい権力闘争の具としての側面など、様々な角度からの解明が進んでいる」(日経7/9、「日本の行列」)。

 出雲神話のヤマタノオロチもその例にもれない。
姫を食べようと襲いかかるが、スサノオノミコトに退治される頭と尾が八つある大蛇の怪物、どうやら起源は日本というわけではないようだ。
紀元前13世紀ごろ、現在のパレスチナ付近に住んでいたカナン人の、出土した粘度板に七つの頭を持つ竜が退治される話が残っているのだという。
 東南アジアと繋がる神話もある。
古事記に出てくる「因幡の白兎」。島へ流された兎がサメをだまして並ばせ、背を飛び跳ねて対岸へ渡る話である。これも兎がシカに、サメがワニにになど動物を置き換えた話がインドネシアなどに残っている。

 世界の魔女伝説を研究?するのが、ライフワークの魔女っ葉である。

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July 09, 2004

エジプトのバラが欲しい

 バラの最大の魅力は品種の多さとその奥の深さであろう。
一般的な植物の品種は数百から千種程度であるが、バラは軽く1万種を超えるとか。
バラの品種がこれほど増えたのは、ナポレオン時代以後のことで、バラ収集家で“バラのパトロン”とも呼ばれたナポレオンの妻・ジョセフィーヌが多くの園芸家を集め援助し、人工交配で品種を増やしたのがきっかけである(タキイ・小山内健氏)。
ナポレオンのエジプト遠征はバラ欲しさからだった・・・という説もあるほど。
ジョセフィーヌの「エジプトのバラが欲しい」の一言にそそのかされたといわれ、実際、現地からバラを持ち帰ったようだ。

 今年の秋の魔女の挑戦は、芳醇な甘い香りと淡いブルーの花色の「ミスティパープル」である。

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July 08, 2004

情報解読に「2000万年」

 ICカードに蓄えた個人情報の盗用が問題にされる。
住民基本台帳のネットワークやクレジットカードの暗証番号の設定などには気を遣うところであるが、これらの盗用を防ぐ手段としては、「暗号鍵」と呼ばれる無作為に選んだ数字の列を使って情報を暗号化したり戻したりしている。
現在は「0」と「1」の二進法で、1024ケタの鍵を利用している。
ただ、新たな解読手法が開発されてきたために、現在の1024ケタの暗号も1年程度で解読される恐れがあるといわれている(日経7/7夕刊)。
 今回新開発の技術によると、スーパーコンピューターを使っても解読に2000万年かかり、第三者が情報をぬすみだすのは事実上不可能という。

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July 07, 2004

夫婦げんかに不利な日本語

 日本語における女性言葉の問題については色々な意見がある。
女性の従属的地位の象徴であると怒る人もあれば、「女らしさ」のシンボルと有効活用する賢者もいる。
しかし、マダガスカルの部族の中には、男のほうが丁寧な言葉を使う習慣があるとか。
 うちの2才男児は、何でも4才のお姉ちゃんの真似をする。スカートをはきたがり、「そーちゃんがお母さん」と居座る。そのくせ、ままごと道具を投げ飛ばし、お姉ちゃんの頭をたたく。
ここには、日本語としての男女差の混乱はみられないのだが、これが夫婦間の場合は問題である。
まさか、「出て行け」と言える妻は多くないのではないだろうか。
せめて、Go away! なり, 外を指差してOut! というのはどうか。
 夫婦げんかのときにはなるべく英語を「お使いあそばせ」と、小倉和夫さん(国際交流基金理事長)は言っている。

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July 03, 2004

「道をしへ」や「落し文」

 季語には難解なものが多々あって、俳句は作れなくとも歳時記を読むだけで楽しい。
そんな中で、一見そうとは思えない普通の言葉が季語である場合も多い。
 「道をしへ(道教え)」(「斑猫(はんみょう)」の別名)とは虫の名で、この虫は人の少し先へ飛び、人が近づけばまた飛んで先へ行くというように、まるで道を教えているかのようだから、この名がある。
「落し文」(オトシブミ科の甲虫が広葉樹の葉を巻いて中に卵を産み付け、地上に落したもの。夏季)もその一つである。
 行くべき道を教えてくれるかのような虫、そして恋文のように卵を葉に巻いて落す虫。虫達にとっては単なる習性に過ぎないのかもしれないが、それを「道教え」「落し文」と名付け、季語とした先人達の繊細さが 嬉しいと俳人の櫂未知子さんは言っている。

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July 02, 2004

世界に一つだけの花

 A・デュマの『黒いチューリップ』は、17世紀オランダで「世界に一つだけの花」を作り上げることに燃える青年の野望と恋の物語である。
デュマが作品のヒントにしたのは、チューリップバブル期にオランダで流布した伝説だと言われる。現実には供給不能と思われるような「黒い花」を求める人々の不合理さは、現在の我々の経済生活上でも思い知らされるところではある。
 この「黒い花」願望と並んで人々を駆り立ててきたのが「青い花」志向である。
近年の関心事はバイオ技術による「青いバラ」の開発。日経新聞によると6月30日発表された日豪企業による世界初の成功例は青より薄紫に近いが、ロマンティックな風情はなかなか魅力的だという。

 百万本の赤いバラと一本の「青いバラ」、あなたならどちらが“貰って嬉しい”ですか。

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July 01, 2004

手を添えてくれる幼馴染のいない人に朗報

 多くのパソコン操作指導の現場やIT講習会などで初心者や高齢者の人々がマウス操作にとまどい、パソコンの操作習得に時間がかかるところに着眼した企業が、スムーズにマウスになじめるマウス補助具「まうぴぃ」を開発・発売、今回、新たにマスコット付「まうぴぃ」も追加。
 「まうぴぃ」は、手先に力が入りにくい人や指先がふるえてしまう人でも、わずかな力で、スムーズにマウスを動かすことができる。必要のないところで右クリックをしてしまうといった誤操作を防ぎ、効率の良いパソコン操作をサポートする。また、指レストの役割もあり、長時間のマウス操作の疲れを軽減する役割もあるなど、上級者でも利用価値がある。取り付けは、既存のマウスにテープで貼り付けるだけ。

 今回、シリーズに追加されたマスコット付「まうぴぃ」は、かわいいうさぎのキャラクターによる親しみやすさを前面にだしたユニークな商品となっている。
 手を添えてくれる幼馴染のいない人ももう安心!

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