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May 10, 2004

日本語力の欠如

先ごろ、NHK教育テレビの「日本語なるほど塾=コミュニケーションの極意」を見ました。
人とコミュニケーションをはかる上で、「どうもこの人は日本語がないな」と感じることが多々あるという話で、これは、話し手の「要約力」というものが低いことに要因があるというのです。
コミュニケーションにおいては、自分が経験したことをだれかに話すということが大きな部分を占めています。
このあいだどこかへ行った、何かを見た、何かをしたんだといったことを話す機会は非常に多くあります。そこで必要になるのが、経験したことをきちんと再生する能力で、自分が見てきたこと、相手が話したことを、かいつまんで、ほぼ要点を落とさずに次の人へ伝えるという能力が、要約力です。

しかし、まだ言葉というものの習得に日の浅い幼児にとっては、要約力以前の問題があるようです。
我が家のイスタンブール在住の2才男児は、なかなか言葉が遅くて回りをやきもきさせていますが、当人は極めて平和裏に日々を送っていました。
しかし、最近4歳の姉に「こいつはもしかしたら“Japanese”ではないのかもしれない。日本語力がないのか」と見切られたらしく“English”で命令されているのです。
彼女は、幼稚園で“Japanese”には日本語で、“Japanese”以外には“English”でと使い分けているらしく、彼女なりの人種差別がその言語生活上、歴然とあるようです。

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